学部・学科紹介

介護実習

現代福祉学科では2年間で次のような実習を行います。

介護実習ⅠA(6日間) 介護実習ⅠB(6日間) 介護実習Ⅱ(17日間)
介護実習Ⅲ(27日間) 介護実習Ⅲ 訪問介護実習(2日間)

介護実習の内容

Ⅰ  介護実習ⅠA

1.ねらいと目標
 介護を必要とする高齢者とコミュニケーションを図ることを主な目的とした実習です。
 介護を必要とする方がどのような方なのか、どのような介護を必要としているのかを学習します。また、介護を必要とする高齢者が在宅で生活を続けるための事業所の役割について学習します。

2.実習対象事業所
 通所系居宅サービス事業所(通所介護(デイサービス)・通所リハビリテーション)で実習します。

3.実習期間
 1年次の6月に6日間実施します。

4.実習方法
 施設・事業所の指導者と共に行動し、観察や補助的に介護の実践を行います。

Ⅱ  介護実習ⅠB

1.ねらいと目標
 介護を必要とする高齢者とコミュニケーションを図ることを主な目的とした実習です。
介護を必要とする方がどのような方なのか、どのような介護を必要としているのかを学習します。また、利用者が地域で生活するための事業所の取り組みや役割について学習します。

2.実習対象事業所
 地域密着型サービス事業所(認知症対応型共同生活介護(グループホーム)・小規模多機能型居宅介護)で実習します。

3.実習期間
 1年次の7月に6日間実施します。

4.実習方法
 施設・事業所の指導者と共に行動し、観察や補助的に介護の実践を行います。

Ⅲ  介護実習Ⅱ

1.ねらいと目標
 高齢者や障がいのある方が生活する場としての施設サービスについて学習します。
 施設で生活する利用者の介護実践を通して、一人一人に応じた介護を習得し、その根拠について理解することを目標とした実習です。また、施設利用者を取り巻く社会の支援体制や施設の役割について学習します。

2.実習対象施設
 介護が必要な高齢者が生活する特別養護老人ホームや介護老人保健施設、障がいのある方が生活する障害者支援施設で実習します。

3.実習期間
 1年次の11月に17日間実施します。

4.実習方法
 施設の指導者の指導の下で、介護の実践を行います。観察や補助的な介護から学習を始め、一人で介護できるまでを目指します。

Ⅳ  介護実習Ⅲ

1.ねらいと目標
 1名の利用者を担当し、介護計画の立案、介護実践を通して、専門的・計画的に介護サービスを提供できる能力を身につけることを目標として実習します。また、利用者の地域との関わりや、地域での生活を支える施設の役割について学習します。

2.実習対象施設
 介護が必要な高齢者が生活する特別養護老人ホーム、介護老人保健施設で実習します。

3.実習期間
 2年次の8月~9月にかけて27日間実施します。

4.実習方法
 施設の指導者の指導の下で、一連の介護を一人で担当できるまでを目指します。
 夜間帯での実習も体験します。 

Ⅴ  介護実習Ⅲ(訪問介護実習)

1.ねらいと目的
 訪問介護サービスを利用している家庭を訪問し、個々の利用者の生活背景や生活リズムを理解することを目標とした実習です。地域社会でその人らしく生活し続けるための支援や多職種連携について学習します。

2.実習対象事業所
 在宅で生活する方の家庭を訪問し、支援を行う訪問介護事業所で実習します。

3.実習期間
 2年次の7月~9月にかけて2日間実施します。

4.実習方法
 訪問介護事業所の指導者に同行し、在宅で生活する方の家庭を訪問し、観察や補助的な介護の実践を行います。

介護実習施設一覧

介護実習施設一覧はこちらです。

介護実習施設一覧.pdf