お知らせ

山形聾学校の運動会のボランティアに参加しました

山形聾学校で開催された「山聾スポーツ祭」に手話部の学生がボランティアとして参加しました。
昨年度の市民団体のクリスマス会では、山形聾学校の児童生徒や教員とともに企画を考え、交流させて頂きました。
その上で今回、スポーツ祭のボランティア募集の機会があり、「キックターゲット」や「二人三脚リレー」、「追いかけ玉入れ」、「借り物競走」、「モルック」といった各競技の補助として参加させていただきました。

 

山聾スポーツ祭に参加して 子ども教育学科3年 三上 葵音

山聾スポーツ祭に学生ボランティアとして参加しました。私は競技補助として、「追いかけ玉入れ」と「モルック」の補助をしました。「追いかけ玉入れ」は、かごを大人が背負って、範囲の中で児童がかごを追いかけて玉入れをする競技でした。児童たちは決められた人数で役割分担をしたり、みんなで玉入れをしたりとそれぞれの工夫が見られて、最後の鞠を数えるところでも「みんなで」という雰囲気を感じることができました。「モルック」では、投げる人に合わせて投げる位置を工夫したり、チームで話して作戦を考えたりする姿を見ることができました。
今回の聾学校のスポーツ祭に競技補助として参加して、手話はもちろん、言葉を使っている児童も多く、先生方が手話を学んだ経験などもきくことができました。昨年度のクリスマス会で校長先生のお話を伺ってから私自身、聾学校に見学に行きたかったので貴重な経験でした。地域の学校の運動会は知っていますが、聾学校での運動会はどのように構成されていたり、どのような配慮があったりするのか考えながら参加しました。今回の経験をこれからの生活や小学校での教育実習に活かしていきたいです。

 

文責:手話部