お知らせ

総合文化学科1年生「地域体験」学習(1)

 6月3日、4日の2日間にわたって、西川町大井沢・志津地区を中心にして、総合文化学科「地域体験」が行われました。
 この「地域体験」は、総合文化学科1年生全員を対象にして、宿泊をしながら農業体験・トレッキング等の体験学習をする内容の授業です。現地で生活している人々と交流しながら、地域社会の実態を理解するとともに、地域の魅力や課題等に気づく力、大学で開いている各授業内容との関連性を見いだす力を育成することを目的にしています。
 参加した学生のメッセージを紹介します。

 農業体験では、まず宿舎の近くにある畑で大豆の種を植える作業を行いました。慣れない作業のうえに気温が次第に上昇したので作業は大変でしたが、皆で協力しながら最後までやり遂げることができました。実際に耕耘機を操縦するという貴重な体験もさせていただきましたが、思ったように動かすことができませんでした。耕耘機に乗って、さっそうと畑を耕すおじいさんが、とてもかっこ良く見えました。
 大豆の種植えが終わってから休憩しました。宿舎に戻り手作りのお菓子をごちそうになりましたが、汗を流した労働のあとに食べるお菓子は格別の味でした。
 その後はキノコの菌打ち作業を行いました。同じような長さの木に、機械を使って穴をいくつか開け、そこに菌をつけた小さな固体を埋めていく作業の繰り返しです。このキノコは来年の秋頃に収穫できるということですが大変楽しみです。宿舎「平三郎」の皆さんにはとても優しく接していただきました。お陰で普段はできない貴重な体験を得ることができました(佐藤沙也佳さん)。

 農家の労働体験として薪割り作業をしました。「薪割り」と聞いたとき、はじめは重労働になるのではと心配しました。しかし、機械を使った作業だったのでそれほど難しい作業ではありませんでした。ただ、丸太を手でしっかり押さえないと、割れる部分がずれてしまうことがあるので注意を払いながら作業を進めました。作業をしながら、「手作業で薪割りをしていたときは、どのようにしていたのだろう」と、ふと疑問に思いました。割った薪をトラックに積み込む作業を行いましたが、最初はなかなか皆の息が合わずうまくできませんでした。しかし回数を重ねるうちに、だんだんと慣れてきて作業のスピードが上がっていきました(大河原卓哉さん)。

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