お知らせ

「東北文教大学日本語特別プログラム」開講式を開催しました。

2025年7月3日(水)、本学会議室にて「東北文教大学日本語特別プログラム」の開講式がおこなわれました。

本プログラムは山形に在住する日本語を母語としない方を対象に、日本語能力の向上と異文化理解を目的とした地域貢献事業としておこなうものです。県内で初めての実施です。

当日は、社会福祉法人友愛会の関係者4名、特定非営利活動法人ヤマガタヤポニカ関係者3名のほか、本学から須賀一好学長、鈴木隆副学長、佐藤晃副学長、三瓶典子福祉推進センター長、澤恩嬉国際センター長、阿部いそみ留学生別科長らが出席し、モンゴル、ベトナム、インドネシア出身の受講生10名が参加しました。

式では、須賀学長が「楽しく日本語を学んでほしい」と激励の言葉を述べたほか、三瓶典子福祉推進センター長、社会福祉法人友愛会の安達憲昭事務局長、特定非営利活動ヤマガタヤポニカの横沢由実代表理事からもあたたかいメッセージが寄せられました。代表理事は「日本語の勉強を頑張ってほしい」と語り、受講生を励ましました。続いて、受講生一人ひとりが自己紹介をおこないました。

本プログラムは、令和8年3月までの期間、2週1回・3時間の授業を実施します。授業では日本語の基礎と日常で役立つ実践的な表現も学びます。加えて、留学生別科の学生や日本人学生との交流の時間も設けられており、学びと異文化交流の両面から支援をおこないます。

この取り組みは、文部科学省委託「キラリと光る教育力」事業の一環として実施され、山形県や山形市の「外国人材受け入れ」「国際化推進」とも連携。本学の教育資源を活かし、外国人の日本語力向上と地域定着支援、さらに学生のダイバーシティ対応力育成を目指します。


文責:福祉推進センター
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