2026年2月7日(土)に子ども学科の学科行事である「子どもフォーラム」の卒業研究発表会を実施しました。
今年度の「子どもフォーラム」は、「①学生の資質・能力の向上」「②社会貢献」「③富澤学園としての連携」「④教育の質向上」以上の4つを目的とし、「保育者のつどい」「子どもと学生と」そして「卒業研究発表会」の3つの企画として実施しました。この日は子どもフォーラムの締めくくりとして、2年生による卒業研究発表を開催しました。
午前の部は保育環境ゼミによる口頭発表と、卒業研究全件の中から教員の審査により選出された優秀論文発表を行い、午後の部では舞台発表ゼミによる創作オペレッタ『パパに星のプレゼント大作戦!』を発表しました。天候が心配されていましたが、天候による障害もなく、発表者である2年生学生も無事に全員が発表に臨むことができました。どの発表もこれまでの学びの成果が反映された素晴らしい発表となりました。プログラムの最後には奥山優佳学科長からの講評があり、盛会のうちに終了しました。
また、学生のこれまでの学びの様子を展示する「2年間の学びコーナー」も展示し、多くの参加された方々にご覧いただきました。
以下は当日の写真と、学生のコメントです。












〇優秀論文発表「障害児保育における保育者不足と加配保育者の重要性」 橋本美沙希(山形市立商業高等学校 出身)
私は「障害児保育における保育者不足と加配保育者の重要性」というテーマを元に研究を行いました。
幼い頃から障害について知りたい、障害を持っている方がいたら助けたいというような思いがありました。実習を通して、特別な支援を要する子どももおり、保育者はその子どもたちの素敵な笑顔を引き出している姿に感銘を受けました。
インタビュー調査を行い、5名の方にお話を伺いましたが、どの先生も子どものことを一番に考えていました。実習での学びも沢山ありましたが、卒業研究を通してさらに学びが深まったのではないかと思います。
4月からは子どもたちのとびっきりの笑顔を引き出せるような保育者を目指します!!
本研究にご協力を頂いた皆様な心より感謝申し上げます。
また、当日私の口頭発表を聞いてくださった皆さんもありがとうございました!!
〇優秀論文発表「障害者の生活における困難と支援の在り方―生活上の不都合と環境調整に着目して―」 石山美桜(東北文教大学山形城北高等学校 出身)
私は「障害者の生活における困難と支援の在り方―生活上の不都合と環境調整に着目して―」をテーマに研究しました。本研究に取り組む中で、これまで「本人の特性によるもの」と捉えがちだった困難も、支援の工夫や環境の整え方によって大きく変化することを、実習での経験を通して実感しました。特に、器具の工夫によって活動が可能になった場面や、環境が整うことで表情が変わる様子は、私の考え方を大きく揺さぶる出来事でした。卒業研究は悩み、立ち止まることも多くありましたが、その過程こそが学びであったと感じています。佐久間先生のご指導、そしてゼミの仲間との対話を通して、自分の考えを深めることができました。今回の研究で得た「困難は変えられるかもしれない」という視点を大切に、これからも支援の在り方を問い続けていきたいと思います。ありがとうございました。
〇優秀論文発表「舞台(大道具・小道具)の制作 創作オペレッタ『パパに星のプレゼント大作戦!』」 今井蛍仁(山形県立南陽高等学校 出身)佐藤翠希(山形県立米沢商業高等学校)土田明音(東北文教大学山形城北高等学校 出身)樋渡奈津美(山形市立商業高等学校 出身)松田那楠(東北文教大学山形城北高等学校 出身)
舞台、制作ゼミとしてオペレッタに携わりました。テレビ制作では、その画面の中に入り込むという物語構成を通して、現実の世界を視覚的に分かりやすく表現することを目指しました。場面ごとの背景では、演者の動きや表情に合う配色や雰囲気を意識して制作しました。また、くじらが演者と関わる場面では、音楽ゼミが鳴き声を表現し、虹をかける場面ではきらきらとした音を加えるなど、他ゼミと連携しながら舞台全体の表現を深めていきました。
ゼミで共同して執筆した卒業論文が優秀賞に選ばれたこと、大変光栄に思います。本ゼミでの学びと、共にオペレッタを作り上げた仲間、先生方、多くの支えに心より感謝いたします。ありがとうございました。(代表:土田明音)
〇音楽ゼミ ゼミ長 佐藤千咲(学校法人山形学院山形学院高等学校 出身)
私は1年生の時の合奏がとても楽しく、また合奏をしたい、みんなとひとつのものを作りたいという思いから音楽ゼミを選びました。ゼミ長に推薦してもらいましたが、音楽に関する知識も技術もないためゼミのみんなに何度も助けてもらいました。本来なら引っ張っていく存在なのがゼミ長ですが、何かあるといつも助けてくれたりわかるまで教えてくれたり、支えてくれたゼミのみんなにとても感謝しています。
また、那須先生にとって最後の学生、ゼミ生として色々なことを教えていただけたことがとても嬉しく思います。
このオペレッタを通して見ることができた特別な景色、色々な感情はきっと一生忘れることはないと思います。音楽ゼミとしてオペレッタをみんなで作り上げることができて本当に良かったです。
〇台本キャストゼミ ゼミ長 遠藤凛花(山形県立上山明新館高等学校 出身)
私たち台本キャストゼミでは、一人ひとりの思いを大切にしながら、最後までこだわりを追求し、全員が納得できる作品を目指して活動に取り組んできました。
セリフーつひとつ妥協することなく、より伝わる表現を求めて何度も言葉を見直し、最後の最後まで試行錯誤を重ねてきました。
また、照明についても入念に話し合い、光の当たり方や雰囲気の違いが、観る人の受け取り方にどのような影響を与えるのかを意識しながら工夫しました。
この経験は私にとって大切な宝物になり、挑戦することは楽しく、新しい世界を知るきっかけになると感じました。最後まで一緒に頑張ってきた宮下ゼミの皆んな、暖かく見守りご指導してくださった宮下先生に心から感謝しています。大好きです。皆んなで一緒にこの作品を作れた事は一生忘れられない大切な思い出です。
文責:子ども学科
(写真掲載許諾済)