お知らせ

令和7年度「未来に伝える山形の宝」事業 南山形再発見講座「蔵王駅前ものがたり~語りで繋ぐ歴史とこれから~」を行いました。

東北文教大学・南山形地区創生プロジェクト委員会は、11月8日(土)に南山形コミュニティセンターにおいて南山形再発見講座を開催しました。今年度は「蔵王駅前ものがたり~語りで繋ぐ歴史とこれから~」と題して、令和3年に発刊された「蔵王駅前地区のうつりかわり」をもとに、各時代を振り返るとともに関係者のエピソードを交えるかたちで実施しました。南山形地区をはじめとする約40名の方々にご参加いただきました。

講座では、明治21年に「金井村」となり、「金井駅」(現在の蔵王駅)の建設時には黒沢・松原・片谷地それぞれの地区にて三つ巴の争奪戦があったことや、昭和4年には駅長主催で9泊13日の「伊勢詣団体旅行」があり、その旅費の価格は現在でいうと一人あたり約80万円もしたこと、東京オリンピックがあった昭和39年・昭和49年には蔵王駅が映画のワンシーンで使用されたことなど、資料を提供して下さった方々より数々のお話をしていただきました。

参加者からは、「昔を振り返り、話を聞けて大変有意義だった。」「“蔵王駅”という恵まれた立地を受けた学園地域でもあるため、若い年代を応援できる地域活動や、思い出を創成できる企画が次世代のパワーになるのだと思う。」「ぜひ、パートⅡを希望します。」などの感想が寄せられました。

写真使用承諾済み
文責:地域連携・総合企画センター