11月5日（日）山形市民会館に於いて「第53回人形劇合同公演」が開催されました。
　コロナ渦の3年間は出演を見合わせていましたが、この度、久しぶりに児童文化部も新作の人形劇を創って出演しました。当日は、青空クラブ、人形劇サークルとんとん、人形劇団あ・い、人形劇ぐう・ちょき・ぱあ、東北文教大学児童文化部の５団体が出演しました。沢山の方が来場し、子どもたちの輝く瞳と笑い声、そして拍手が会場いっぱいに広がりました。児童文化部の新作人形劇『くれよんくん』の舞台裏、上演内容、終演後のお見送りなど、学生の様子をご覧ください。

子ども学科2年生　児童文化部　有路千乃

　第53回人形劇合同公演に児童文化部12名で出演させていただきました。
演目『くれよんくん』の人形劇は、台本、演出、人形制作、大道具・小道具の制作、音楽（効果音）など、部員一同が全て初の挑戦でした。それでも自分たちの力で人形劇を完成させたいという思いが強く、短期間の中で役割分担をしながら制作や演じ方の練習を頑張りました。当日は、幕間も任せていただき、手遊び、パネルシアター、エプロンシアターも行いました。今回、本格的に人形劇に挑戦し、大勢の来場者の前で演じる中で、人形に命を吹き込むことで大勢の方に人形が愛される嬉しさや子どもたちの楽しんでいる声が聞こえる喜びを感じることができました。公演終了後、みんなで人形を持ってお見送りをしました。「あっ！くれよんくんだ。」「くれよんくんの人形劇楽しかった！」という言葉が沢山聞かれ、今後の大きな励みになりました。この貴重な経験が部員にとって大きな成長に繋がったと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責：顧問　横沢文恵
（写真掲載許諾済）