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2022年度　シラバス　　人間科学部　子ども教育学科

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保幼小連携の実際

開講年次：4年次

卒業：選択

開講時期：前期　授業形態：講義　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：2 単位

池　田　友　子(実務経験あり)

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■ 科目のねらい
この科目は、専門教育科目で修得した知識・技能を一層高め、教育・保育の現場で実際に応用できる能力の修得を目指して、専門発展科目の「保育・教育研究」に区分されており、取得推奨科目として配置している。（DPに対応する中項目：①②③）

■ 授業の概要
5歳児と１年生の接続期の遊びや学びの特性について理解を深め、それぞれをつなぎ、滑らかな接続を図るための実際の取組から、連携の現状・課題・方策について学ぶ。小学校教諭の経験や現在幼稚園勤務の経験をもとに、実際の場面での事例を取り入れながら接続期カリキュラム作成や子どもとの関り方を学んでいく。

■ 達成目標・到達目標
①保幼小連携の変遷から成果と課題を整理し今後の連携のあり方をレポートにまとめることができる。
②保幼小連携の実際を様々な事例から読み取りその良さや課題をレポートにまとめることができる。
③事例研究を通して、幼小の育ちをつなぐカリキュラムデザインのあり方をまとめることができる。

■ 単位認定の要件
・授業に出席し、６０％以上の成績を収めること。
・レポートはテーマの価値、具体的事例の適切さ、論理的一貫性・整合性等を評価の観点基準とする。

■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート：20％　授業内提出物：70％　授業内活動：10％

■ 授業計画

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• 第1回  ガイダンス　　これからの教育現場における保幼小連携の重要性
• 授業の進め方と成績評価の方法について確認する。本授業の目標や内容について確認する。
  新たな時代を生きる子ども達に求められている力について理解し、どのような教育が必要か話し合い考えをまとめることができる。

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• 第2回  保幼小をつなぐスタートカリキュラム　保幼小連携の取組の変遷
• 第１段階から第３段階までの取組の内容を整理してまとめることができる。
  保幼小連携の変遷について理解し、その必要性について自分の考えをまとめることができる。

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• 第3回  保幼小連携に向けた新たな国の教育施策
• 国の施策を理解し、教師として取り組みたいことを話し合うことができる。
  「幼児期から高校まで継続して育みたい資質・能力」　「幼児教育スタートプラン」

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• 第4回  幼児教育から見た保幼小連携の実際（１）
• 実践事例（動画や写真）から遊びの中の学びを見取り、自分の考えをまとめることができる。

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• 第5回  幼児教育から見た保幼小連携の実際（２）
• 実践事例から遊びの中の学びを見取り、自分の考えをまとめることができる。
  「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を視点に考えを整理することができる。

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• 第6回  小学校教育から見た保幼小連携（１）
• 授業の様子から、主体的に学ぶ子どもを育てる指導について話し合うことができる。

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• 第7回  小学校教育から見た保幼小連携（２）
• 授業の様子から、主体的に学ぶ子どもを育てる指導について話し合うことができる。

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• 第8回  保幼小をつなぐ「スタートカリキュラム」作成のポイント（１）
• 資料をもとに「スタートカリキュラム」作成のポイントを調べ、まとめることができる。

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• 第9回  保幼小をつなぐ「スタートカリキュラム」作成のポイント（２）
• 資料をもとに「スタートカリキュラム」作成のポイントを調べ、まとめることができる。

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• 第10回  保幼小をつなぐ「スタートカリキュラム」授業の検討（１）
• 「スタートカリキュラム」について、グループで事例研究したことをまとめることができる。

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• 第11回  保幼小をつなぐ「スタートカリキュラム」授業の検討（２）
• 「スタートカリキュラム」について、グループで事例研究したことをまとめることができる。

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• 第12回  保幼小をつなぐ「スタートカリキュラム」授業の検討（３）
• 「スタートカリキュラム」について、グループで事例研究したことをまとめることができる。

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• 第13回  保幼小をつなぐ「スタートカリキュラム」授業についての発表（１）
• グループでまとめたことを聞き手にわかりやすく伝えることができる。
  聞き手として、テーマについて聞き取り自分の考えをまとめることができる。

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• 第14回  保幼小をつなぐ「スタートカリキュラム」授業についての発表（２）
• グループでまとめたことを聞き手にわかりやすく伝えることができる。
  聞き手として、テーマについて聞き取り自分の考えをまとめることができる。

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• 第15回  保幼小連携のあり方について、振り返りまとめをする。
• 保幼小連携の望ましいあり方について自分の考えをまとめることができる。

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■ 時間外学修
前回の授業プリントを熟読し、理解した内容を整理し、他者に説明できるようにする。（目安時間：約４時間）

■ 課題に対するフィードバック
授業中のレポートについては、返却時に簡単な添削、並びに全体に対する講評・解説を行う。

■ 使用テキスト・教材
各担当者が指示する。

■ 参考文献等
各担当者が指示する。

■ 備考
・課題意識を明確に持ち、積極的に授業に参加・関与するようにする。
・授業日時が担当者によって異なるので、年度当初に十分確認すること。
・教材欧倫とを配布するので、各自でA4ファイルを用意しておくこと。

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