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家庭科教育法

開講年次:3年次

卒業:選択  小学校教:必修

開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位

髙 木   直


■ 科目のねらい
この科目は、教育・保育の現場で実践するために必要となる基礎的な知識・技能の修得を目指して、専門教育科目の「保育・教育の理解」に区分されており、小学校教諭一種免許状の必修科目として配置している。(DPに対応する中項目:②⑧⑨)

■ 授業の概要
小・中・高を通して家庭科教育の最終目標を確認した上で,小学校家庭科の教科としての特徴を理解する。
学習指導要領に示される教育目標,及び内容を理解し,領域ごとの指導案を作成する力を養うとともに模擬授業を行うことができるようにする。
小学校家庭科は実践的・体験的に学ぶことを重視する観点から本授業でも最低限の技能を習得する。具体的には小物の製作と自宅での調理実習(課題)を行う。

■ 達成目標・到達目標
①家庭科の目標及び内容を理解し,人に説明できるようになる。
②家庭科の指導案の書き方を理解し,各領域の指導案を分析できるようになる。
③模擬授業の準備,発表,観察を通して、模擬授業のよい点や改善点を指摘できるようになる。
④家庭科で必要な技能を習得し,教材として使用する小物製作や調理実習題材ができるようになる。

■ 単位認定の要件
達成目標・到達目標の各項目を50%以上,総合して60%以上の理解度をもって合格とする。

■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート:30% 授業内提出物:30% 授業内活動:40%

■ 授業計画


















■ 時間外学修
・各回の学修をふり返り、テキストと配布プリントの該当部分をもとに自分なりにノートに整理し、他者に説明できるようにしておくこと。(目安時間:毎回約2時間)
・次回の授業内容について、テキストを読んだり調べたりして、疑問点などをノートにまとめる.(目安時間:毎回2時間)

■ 課題に対するフィードバック
分析カードやコメントカードは次時以降にコメントを付して返却する。
小物製作の作品は時間内または次回の授業時間に講評しながら返却する。
調理実習教材の課題のレポートは次時以降にコメントを付して返却する。

■ 使用テキスト・教材
①大竹美登利、鈴木真由子、綿引伴子編著『小学校家庭科教育法』、建帛社、2018年、2300円+税
②文部科学省、小学校学習指導要領解説家庭科編、東洋館出版、平成30年 
③小学校家庭科教科書「わたしたちの家庭科」、開隆堂出版、2020年

■ 参考文献等
①大竹美登利、倉持清美編著『初等家庭科の研究』萌文書林、2018年、1800円+税

■ 備考
小物製作に必要な布と裁縫道具は各自準備すること。
自宅での調理実習に必要な食材は各自準備すること。

 
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