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道徳の理論・指導法

開講年次:2年次

卒業:選択  小学校教:必修

開講時期:後期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位

田 中   淳(実務経験あり)


■ 科目のねらい
この科目は、小学校教育を構想し、具体化し、実践するための基礎的知識を身につける専門教育科目であり、道徳教育の
目的・本質の理解や小学校道徳教育および「特別の教科 道徳」(道徳科)の基本的理解を得るとともに、道徳授業のあり
方を主体的に吟味し、指導計画を立案することのできる能力の育成をねらいとする。(DPに対応する中項目:②③⑧)

■ 授業の概要
子どもにとっての道徳的な学びとは何かという問いを軸に、道徳・道徳教育に関する諸概念や歴史、学校における道徳教
育の役割、現代的課題、多様な授業論等について学習し、これらの知識理解を深める。
また、具体的な授業の組み立て方を学ぶとともに、他者との協働的学びを通して自身の道徳観・道徳教育観を形成し、道徳教育の計画・実践を吟味する多様な観点を得ることを目的とする。

■ 達成目標・到達目標
① 道徳教育の意味・特徴・課題について、授業で学習した内容を踏まえ、説明することができる。
② これからの子どもたちに育みたい道徳的力と、それを育成する道徳授業に必要な要素を自分の言葉で説明できる。
③ 具体的な授業の組み立て方を理解し、学習指導案を作成することができる。
④ 他者の学習指導案と比較検討し、自身の学習指導案の短所を改善することができる。

■ 単位認定の要件
上記4項目の達成状況がそれぞれ60%以上であること。

■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物:50% 授業内試験:20% 授業内活動:30%

■ 授業計画


















■ 時間外学修
授業中に初見用語や気づき・疑問点を適宜メモし、授業後に授業資料と共にそれらをふり返ること。(各回約1.5時間)
小課題や指導案作成の準備、期末レポートの執筆に取り組むこと。(約15時間)
配布資料や参考文献で自学を進めること。(約15時間)

■ 課題に対するフィードバック
授業内提出物にはコメントを付け、個人の学習材料として還元する。

■ 使用テキスト・教材
文部科学省『小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 特別の教科 道徳編(平成29年7月)』廣済堂あかつき、2018年

■ 参考文献等
・浅見哲也(編著)(2021)『道徳科 授業構想グランドデザイン』明治図書
・諸冨祥彦(編著)(2017)『考え、議論する道徳科授業のアプローチ10』明治図書
・貝塚茂樹・関根明伸(編著)(2016)『道徳教育を学ぶための重要事項100』教育出版
その他、適宜授業内で紹介する。

■ 備考

 
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