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体育科教育法

開講年次:2年次

卒業:選択  小学校教:必修

開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位

石 井 裕 明


■ 科目のねらい
この科目は、小学校体育科教育の意義を理解し,一人ひとりの子どもの可能性を引き出す体育授業の実践方法を習得するために設置した。またこの科目は「幼児と健康」「体育」を既習、あるいは平行して受講することが望ましく、他の教科教育法と関連する(DP中項目②、③、⑧)

■ 授業の概要
 一人ひとりの子どもの可能性を引き出す体育授業の実践の仕方を学びます。そのために、小学校学習指導要領体育科の要旨、体育科教育法の基礎理論、各運動領域の学年に応じた教材づくり、授業づくり、評価の方法等を講義や演習を通して習得していきます。
 また、一人一人が一単元一時間分の指導案を作成します。

■ 達成目標・到達目標
①児童の発達の実態を想定した授業計画の重要性を具体的に記述することができるようになる。
②小学校体育科の特性を踏まえ、情報通信技術の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
③目標に準拠した指導と評価を踏まえた体育授業の基本的な考え方と進め方について理解し、学習指導案を作成することができる。
④模擬授業の実施と振り返りを通じ、授業改善の視点を身につけている。

■ 単位認定の要件
・①~④の項目すべてについて60%以上達成できること。

■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物:50% 授業内試験:20% 授業内活動:30%

■ 授業計画


















■ 時間外学修
 文科省資料やインターネットを活用し、教材つくりについてまとめておく。また事前に配布される資料を熟読し課題をもって授業に臨むこと。(毎回約2時間)
 指導案作成に関わる作業(約10時間)

■ 課題に対するフィードバック
作成した指導案での模擬授業では、授業後の話し合いを通して評価改善を図る。
作成した指導案については授業ごとに講評をしていく。

■ 使用テキスト・教材
文部科学省『小学校学習指導要領解説―体育編』東洋館
授業中に配布した教材プリントを配布

■ 参考文献等
教師を目指す学生必携「保健体育科教育法」杉山重利・高橋健夫・園山和夫 著 大修館書店

■ 備考
模擬授業等でグループ活動があります。予めグループで時間調整を行ってください。

 
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