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アメリカ事情

開講年次:1・2年次

卒業:選択

開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位

伊 藤   豊


■ 科目のねらい
「基礎教養科目」として配置されている本科目は、地域社会や職場で豊かな人間関係を築くために必要な幅広い教養の修得をめざし、自己を取り巻く世界や環境を知り、多角的視点からものを考える力をつけることを目的とするものである。(DPに対応する中項目:①②+③)

■ 授業の概要
現代の日本が置かれている状況を正確にとらえ、世界情勢を適切に理解するため、国家としてのアメリカの現在を、歴史的・社会的視点から把握するための基礎知識を修得する。具体的には、日本との関係を含めた世界的な情勢を視野に入れつつ、アメリカ国家の歴史的特徴や社会体制の特色を理解し、グローバルな視点からアメリカが抱える国家レベルの課題や社会問題を理解する。

■ 達成目標・到達目標
(1)アメリカ合衆国の歴史と現状についての基礎的な事実関係を説明できるようになる。
(2)アメリカ事情に関して、みずからの理解に基づき筋道を立てて議論できるようになる。
(3)授業で学んだ内容を用いて、期末試験の答案を作成できるようになる。

■ 単位認定の要件
1.ミニットペーパーの記入と提出:上記(1)~(2)の目標に到達できているかを確認するため、毎回の授業でミニットペーパーの記入と提出を義務づける(担当教員は学生からの積極的かつ論理的な質問や意見を求めているので、ミニットペーパーに記入の際には、その点によく留意すること)。
2.期末試験の受験:期末試験では上記(3)の目標に関して、受講者が授業で学んだ内容を用いつつ、アメリカ事情に関して説得力ある論述ができているかを確認する。

■ 単位の認定方法及び割合
期末試験:50% 授業内提出物:50%

■ 授業計画



















■ 時間外学修
毎回の授業内容に関する予習を前提に講義をすすめるので、必ずテキストに事前に目を通したうえで授業に臨むこと(毎回約3時間)。また学期末に試験があるので、それに向けたノート整理などを行うこと(合計で15時間)。

■ 課題に対するフィードバック
毎回の講義の終わりにミニットペーパーを配って記入させ、講義に対する受講者の理解度や反応を確認する。その次の授業の最初で、前回出た質問や意見に答える形でフィードバックをおこなう。

■ 使用テキスト・教材
授業中に教材プリントを配付する。

■ 参考文献等
ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン『若い読者のためのアメリカ史』(すばる舎、2018年)
猿谷要『物語 アメリカの歴史 超大国の行方』(中公新書、1991年)

■ 備考

 
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