シラバス

ボランティア論

開講年次：1年次

卒業：選択

開講時期：前期　授業形態：講義　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：2 単位

奥　山　留美子

■ 科目のねらい
「基礎教養科目」として配置されている本科目は、地域社会や職場で豊かな人間関係を築くために必要な幅広い教養の修得をめざし、自己を取り巻く世界や環境を知り、多角的視点からものを考える力をつけることを目的とするものである。（DPに対応する中項目：①＋③⑦⑧）

■ 授業の概要
自己と社会との関わりを考える社会体験としてのボランティア活動について、その概念・歴史を理解し、今日における役割と課題について理解する。また、ボランティア活動の活動領域、活動形態の多様性を理解し、ボランティア活動を実践する素地を養う。具体的には、次のことを学び、修得する。①ボランティア活動の概念・歴史、②ボランティア活動の活動領域、活動形態、社会的意義、③福祉教育とボランティア活動、④ボランティアマネジメント。

■ 達成目標・到達目標
①ボランティア活動の概念・歴史について説明することができる。
②ボランティア活動の活動領域、活動形態、社会的意義について説明することができる。
③福祉教育とボランティア活動の現状と課題について説明することができる。
④ボランティアコーディネーターの役割等、ボランティアマネジメントについて説明することができる。

■ 単位認定の要件
達成目標・到達目標の全ての項目に対して60％以上達成すること。

■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート：70％　授業内提出物：30％

■ 授業計画

第1回オリエンテーション、ボランティア活動の概念①

ボランティア活動の起源、概念について解説する。

第2回ボランティア活動の概念②

ボランティア活動を支える理念について解説する。

第3回ボランティア活動の歴史①

日本におけるボランティア活動の歴史（明治時代）について解説する。

第4回ボランティア活動の歴史②

日本におけるボランティア活動の歴史（昭和時代）について解説する。

第5回ボランティア活動の歴史③

日本におけるボランティア活動の歴史（平成時代）について解説する。

第6回ボランティア活動の社会的意義

今日におけるボランティア活動の社会的意義について解説する。

第7回ボランティア活動の活動領域、活動形態①

地域社会とボランティア活動の現状や課題について解説する。

第8回ボランティア活動の活動領域、活動形態②

教育領域におけるボランティア活動の現状や課題について解説する。

第9回ボランティア活動の活動領域、活動形態③

福祉領域におけるボランティア活動の現状や課題について解説する。

第10回福祉教育とボランティア活動①

児童期における福祉教育の現状と課題について解説する。

第11回福祉教育とボランティア活動②

生徒期、青年期における福祉教育の現状と課題について解説する。

第12回ボランティアマネジメント①

ボランティア組織の運営について解説する。

第13回ボランティアマネジメント②

ボランティア活動支援とボランティアコーディネーターについて解説する。

第14回ボランティアマネジメント③

行政のボランティアセンターとボランティアコーディネーターの機能と役割について解説する。

第15回ボランティアマネジメント④

大学等の教育機関におけるボランティアセンターとボランティアコーディネーターの機能と役割について解説する。

■ 時間外学修
予習：講義に該当するテキストの内容を事前に一読してから授業に臨むこと（目安時間：約1時間）。
復習：前の週の授業内容を復習しておくこと。それを前提に講義を進めていく（目安時間：約1時間）。

■ 課題に対するフィードバック

■ 使用テキスト・教材
適宜、資料を配布します。

■ 参考文献等

■ 備考

2021年度 シラバス 人間科学部 人間関係学科

2021年度　シラバス　　人間科学部　人間関係学科