シラバス トップページへ 東北文教大学トップページへ

地域社会史

開講年次:4年次

卒業:選択

開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位

菊 地 和 博(実務経験あり)


■ 科目のねらい
この科目は、地域社会の中での子どもの豊かな育ちを補償できるようになるよう、以下のことをねらう。
 第1に、身近にある地域社会には、どのような歩みと文化があるのかを紐解いて、その内容について理解すること。そのため資料や記録を通して地域史・社会史について学習を深める。
第2に、地域社会史を日本の歴史文化と関係させながら学び、地域と日本全体を比較検討することが必要である。そうして全体を通して地域社会を歴史的・構造的に学ぶ姿勢を身につけること。

■ 授業の概要
南山形地区において、縄文・弥生・古墳・奈良・平安の各時代にどのような地域の歩みがあったのかを学ぶ。
さらに中世・近世・近代の各時代について、当地域の特徴的な歴史文化事象を取り上げて、それらを編年的に
学習にする。
授業担当者は、高校社会科教諭としての経験を活かして授業を展開していく。

■ 達成目標・到達目標
1.自然環境・風土とともに暮らす人々の日々の営みの中から歴史文化が創造されていくことを、記録と現況を重ね合わせて包括的に把握できる。
2. 積み重ねられた歴史文化のなかに地域独自の固有性や伝統性が生まれることを南山形地区の文化財を通して
説明できる。
3. 地域社会を東北地方や日本の歴史文化と重ね合わせて見つめる広域的視点をもって考察できる。

■ 単位認定の要件
上記1.2.3の内容のいずれか2つを十分に達成することができる。

■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート:70% 授業内提出物:20% 授業内活動:10%

■ 授業計画


















■ 時間外学修
前回の授業内容について、テキスト・ノート等を確認・整理し、他者に説明ができるようにして授業にのぞむこと(目安:約4時間)。授業後は各課題について内容が理解できたかを検証して次の授業への備えを行ったり、レポート作成に取り組むこと(目安:約6時間)。

■ 課題に対するフィードバック
全体に対する総括や講評および解説を行う。また個別に必要な場合は、添削や講評も行う。

■ 使用テキスト・教材
手づくりのテキストを配布・使用する。

■ 参考文献等
『南山形ふるさとの歴史』(南山形地区振興協議会)
『南山形郷土史探訪』(渡辺信三)
『片谷地村の歴史』(渡辺信三)
『黒沢村の歴史』(渡辺信三)

■ 備考

 
Copyright ©2013 TOHOKU BUNKYO COLLEGE. All rights reserved.