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子どもの保健Ⅱ

開講年次:2年次

卒業:選択  保育士:必修

開講時期:前期 授業形態:演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:1 単位

山 口 節 子(実務経験あり)


■ 科目のねらい
この科目は、教育・保育の現場で実践するために必要となる基礎的な知識・技能の修得を目指して、専門教育科目の「子
どもの理解」に区分されており、保育士資格取得の必修科目として配置している。

■ 授業の概要
子どもの保育に関わる専門職には、子どもの成長発達を理解し保健的な観点を踏まえた知識と養護技術が求められる。
また、ケガや疾病、感染症等への適切な対応力や事故や災害等における安全管理能力が求められる。
助産師としての臨床経験や看護職能団体における管理経験、現役の出張母子保健相談員としての経験を活かし、
実際の例を示しながら、保育における養護技術や健康安全管理等について演習を中心に授業を行う。

■ 達成目標・到達目標
①保育における養護技術について説明できる。
②体調不良等の子どもへの対応について説明できる。
③子どもに多い事故の対応や救急・応急処置について説明できる。
④集団保育における感染管理の重要性と予防策について説明できる。
⑤集団保育における危機管理の重要性と予防策について説明できる。

■ 単位認定の要件
上記の達成目標・到達目標の5項目を確認するための授業内での試験を通じて、合計60%以上の理解を示すこと。

■ 単位の認定方法及び割合
期末試験:60% 授業内提出物:10% 授業内活動:30%

■ 授業計画


















■ 時間外学修
毎回、教科書を熟読し、必要に応じて演習のポイントをノートにメモして臨むこと。(事前学習1時間)
講義や演習、ディスカッションの振り返りを行い、要点をまとめておくこと(事後学習1時間)。
日頃から、乳幼児を取り巻く環境や保護者等の子どもへの関り方に関心を持ち学んだことと照らし合わせ、
メモしておくこと。

■ 課題に対するフィードバック
授業内で実施した試験等については、授業内で解説を行う。

■ 使用テキスト・教材
兼松百合子他『第2版 こどもの保健・実習-すこやかな育ちをサポートするために-』(同文書院)

■ 参考文献等
「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」(平成23年3月、厚生労働省)
「(2018年改訂版 保育所における感染症対策ガイドライン」(平成30年3月、厚生労働省)
「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」
(平成28年3月、内閣府・文部科学省・厚生労働省)等

■ 備考
講義内容の理解度を確認するため、授業の過程で小テストや課題の提出がある。
演習時は髪をまとめ、爪を切って動きやすい服装で受講してください。
必要なものがある場合、その都度連絡します。

 
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