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基礎ゼミⅡ

開講年次：1年次

卒業：必修　　保育士：必修

開講時期：後期　授業形態：演習　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：1 単位

鈴木隆、福田真、眞壁、吉田耕、柳谷、須賀、足立

■ 科目のねらい
この科目は、教育・保育を構想し、具現化し、実践するための基礎的な技能として、学習に関する基礎的な知識・技能の習得をねらいとする。

■ 授業の概要
コミュニケーション能力、各専門分野について考えるための基礎的力等を習得する。まとめとして、授業で習得した技能を活用して各自が設定したテーマにしたがってポスターにまとめ、発表を行う。

■ 達成目標・到達目標
＜コミュニケーショントレーニング＞
①自分のアイデンティティの発達についての理解し、説明することができる。
②視覚情報を言語によって的確に伝達することができる。
③絵画表現から感じたことを言語化し、対話することができる。
＜理科教育と自然科学＞
④日常生活の中の自然の事物・現象に規則性を見つけ，その規則性について説明することができる。
＜保育と社会福祉＞
⑤保育所および保育所以外の児童福祉施設の目的について説明できるようになる。
⑥障害者支援施設などの目的について説明することができるようになる。
＜人間理解＞
⑦人間の特徴について、心理学的視点で説明することができる。
＜発表＞
⑧設定したテーマに沿って調べ、その成果をポスターにまとめ、発表することができる。

■ 単位認定の要件
①から⑧までの各項目の合計で６０％以上達成していること。

■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物：60％　授業内活動：40％

■ 授業計画

第1回コミュニケーショントレーニング１【対人関係から読み取る自己分析】

対人関係による自己分析を行うことにより、自分のアイデンティティの発達についての理解をする。

第2回コミュニケーショントレーニング２【バーバルコミュニケーションとバーバルコムニケーション】

バーバルコミュニケーションおよびバーバルコムニケーションを理解する。視覚情報を言語によって伝達する演習を行う。

第3回コミュニケーショントレーニング３【イメージの視覚化と言語化】

人物のイメージをアナログ表現し、その作品を介した対話の演習を行う。

第4回理科教育と自然科学１【科学的な見方や考え方】

小学校理科の目標にある「科学的な見方や考え方」と課題解決学習について比較する。

第5回理科教育と自然科学２【自然科学の研究方法】

小学校理科の各学年の目標と「自然科学の研究方法」を比較する。

第6回理科教育と自然科学３【素朴概念から自然科学概念へ】

理科教育と自然科学３：素朴概念から自然科学概念への変容を実感する。

第7回保育と社会福祉１【児童福祉施設の種類と特徴】

乳幼児期から学童期までの子どもたちが利用する社会福祉施設の実際について理解する。

第8回保育と社会福祉２【障害者施設の種類と特徴】

＜障害＞のある人たちが利用する社会福祉施設の実際について理解する。

第9回保育と社会福祉３【家庭支援の実際】

保護者対応の実際について理解する。

第10回人間理解１【錯視】

視覚的な錯覚の量を測定しながら、心の働きを数値に置き換えることを理解する。
人の認識に偏りがあることを理解する。

第11回人間理解２【心理テスト】

心理テストを体験しながら、自分の行動の傾向を把握する。

第12回人間理解３【発達】

発達の理論を理解し、発達とともに変化する人の心の働きを把握する。

第13回発表１【テーマの設定】

テーマを設定し、発表までの活動計画を立てる。

第14回発表２【発表の準備】

計画に従って、発表の準備を行う。

第15回発表３【ポスター発表】

ポスター発表を行う。
参加者との質疑応答を通して、自分の考えをまとめ伝えるとともに、新たな課題を発見する。

■ 時間外学修
授業内容のまとめや、授業内で課された課題を行う。（目安時間：１時間）

■ 課題に対するフィードバック
回収した提出物については、適宜解説を行う予定である。

■ 使用テキスト・教材
授業内指示

■ 参考文献等
授業内指示

■ 備考
11月末にテーマ（仮）を提出する予定である。

2019年度 シラバス 人間科学部 子ども教育学科

2019年度　シラバス　　人間科学部　子ども教育学科