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2019年度 シラバス
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人間科学部 子ども教育学科
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小学校指導案研究
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開講年次:3年次
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卒業:選択 小学校教:選択
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開講時期:前期 授業形態:演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:1 単位
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| ■ 科目のねらい |
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この科目は、教育・保育に応用できる能力の育成を目指して、3年次の教育実習を念頭に、指導案の意義と作成のポイントについて理解を深め、実際に指導案を作成することができる知識と技術を身につける。
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| ■ 授業の概要 |
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授業では、基礎教科としての国語科及び理数科目の学習指導案を作成する。小学校教諭の経験を有する授業者が、指導案の基本様式及び、教材研究の方法、そして指導案の作成方法を説明する。また、作成した指導案によって模擬授業を行い、授業について評価し合い、改善点等を考え合う。
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| ■ 達成目標・到達目標 |
@ 学習指導案の目的、各項目の必要性が言える。 A 教科と教材の特性を踏まえ、教材研究の手順や方法を知り、また教具作成や実験準備をすることができる。 B 単元の学習指導案及び本時の学習指導案が書けるようにする。
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| ■ 単位認定の要件 |
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上記活動を10回以上行い、授業内活動が意欲的で、授業内提出物の成績が60%以上であること。
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| ■ 単位の認定方法及び割合 |
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授業内提出物:60% 授業内活動:40%
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| 第1回 |
学習指導案とその基本的様式
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学習指導案作成の目的、学習指導案の各項目の必要性等 単元の構成について
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| 第2回 |
各教科の授業過程と指導案の形式
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各教科の基本的な授業過程と指導案の書き方の違いを比較検討する
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| 第3回 |
授業過程の各段階における留意点と授業の工夫(1)
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”導入段階”における学習者の動機づけ 教材、教具の工夫 発問の工夫
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| 第4回 |
授業過程の各段階における留意点と授業の工夫(2)
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”展開””終末”段階における留意点 板書の条件 対話による深い学びの構築
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| 第5回 |
国語科学習指導案の作成(1)
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単元の指導案作成
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| 第6回 |
国語科学習指導案の作成(2)
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本時の指導案作成
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| 第7回 |
国語科模擬授業と授業研究会(1)
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作成した指導案に基づく模擬授業と授業研究(1)
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| 第8回 |
国語科模擬授業と授業研究会(2)
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作成した指導案に基づく模擬授業と授業研究(2)
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| 第9回 |
理数科学習指導案の作成(1)
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単元の指導案作成
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| 第10回 |
理数科学習指導案の作成(2)
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教材研究と指導案作成(1)
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| 第11回 |
理数科学習指導案の作成(3)
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教材研究と指導案作成(2)
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| 第12回 |
理数科学習指導案の作成(4)
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教材研究と指導案作成(3)
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| 第13回 |
理数科模擬授業と授業研究会(1)
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作成した指導案に基づく模擬授業と授業研究(1)
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| 第14回 |
理数科模擬授業と授業研究会(2)
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作成した指導案に基づく模擬授業と授業研究(2)
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| 第15回 |
国語科及び理数科の模擬授業を振り返って
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授業目標到達までの軌道修正の在り方等
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| ■ 時間外学修 |
"実践する立場で意欲的に教材研究に取り組み、「授業の設計図」を作成しながら、学習指導案作成の準備をすること。" (毎回約1時間)
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| ■ 課題に対するフィードバック |
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授業内で適宜行うとともに、提出された指導案や模擬授業について具体的な指導助言を行う。
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| ■ 使用テキスト・教材 |
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『小学校学習指導要領解説国語』『小学国語3下 あおぞら』(光村出版)
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