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2019年度 シラバス
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人間科学部 子ども教育学科
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生徒・進路指導論
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開講年次：3年次
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卒業：選択 小学校教：必修
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開講時期：前期 授業形態：講義 授業回数：15 回 時間数：30 時間 単位：2 単位
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| ■ 科目のねらい |
この科目は、教育・保育の現場で実践するために必要となる基礎的な知識・技能の修得を目指して、専門教育科目の「保
育・教育の理解」に区分されており、小学校教諭一種免許状の必修科目として配置している。
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| ■ 授業の概要 |
本講義では、学校における進路指導や生徒指導、及び相談活動で対象となる問題について概説し、これらの問題に
対して、教員やスクールカウンセラーがどのように対処しうるのか、事例を通して論じてゆく。
また、相談活動が円滑に機能するためにはどのような点に留意することが必要なのか、さらに予防も含めて機能的な学校
システムとはどのようなものかについても論じる。
授業では、適宜課題を課し、グループで検討、発表させ、意見交換の場を設ける。
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| ■ 達成目標・到達目標 |
①生徒指導に関連する子ども達の心理的問題について、その背景も含め説明することができる。
②生徒指導で用いられる様々な技法のいくつかを実際に用いることができる。
③予防的な関わりの重要性を理解した上で、エクササイズのいくつかを実施することができる。
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| ■ 単位認定の要件 |
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上記①～③の項目に関して、60％以上の理解があると認められること。
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| ■ 単位の認定方法及び割合 |
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期末レポート：50％ 授業内提出物：20％ 授業内活動：30％
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| 第1回 |
イントロダクション
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生徒指導および進路指導についてのイントロダクションを行う。
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| 第2回 |
生徒指導とは？
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生徒指導と教科指導の違い、一次的、二次的、三次的支援、発達課題等について学ぶ。
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| 第3回 |
不登校児童生徒の理解と対応（１）
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不登校の出現率や状態像等、不登校問題の歴史について学習する。
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| 第4回 |
不登校児童生徒の理解と対応（２）
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不登校の類型や背景について学習し、不登校の子どもへの理解を深める。
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| 第5回 |
不登校児童生徒の理解と対応（3）
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不登校児童生徒および保護者に対する対応について学ぶ。
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| 第6回 |
いじめの理解と対応
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いじめについて概説し、あるべき対応について論じる。
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| 第7回 |
発達障害を抱える児童生徒の理解と対応（１）
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発達障害について映像教材を用いながらその対応も含めて学ぶ。
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| 第8回 |
発達障害を抱える児童生徒の理解と対応（2）
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発達障害について映像教材を用いながらその対応も含めて学ぶ。
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| 第9回 |
その他の問題行動（児童虐待、非行、神経症的問題）の理解と対応
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児童虐待や非行、神経症的問題等について学ぶ。
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| 第10回 |
集団に対する予防開発的アプローチ（１）
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構成的グループエンカウンター予防的アプローチとして、構成的グループエンカウンターを取り上
げ、体験的に学習する。
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| 第11回 |
集団に対する予防開発的アプローチ（2）
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予防的アプローチとして、ソーシャルスキルトレーニングとアサーショントレーニングを取り上げ、体験的
に学習する。
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| 第12回 |
スクールカウンセラーとスクールカウンセリング
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スクールカウンセリング制度と、スクールカウンセラーの活用について学ぶ。
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| 第13回 |
進路指導とキャリアカウンセリング（1）
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キャリア発達の理論やキャリアカウンセリングのモデルについて学ぶ。
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| 第14回 |
進路指導とキャリアカウンセリング（2）
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キャリア教育やキャリアカウンセリングの実際について事例を交えながら学習する。
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| ■ 時間外学修 |
事前にテキストに目を通してから講義に望むこと（30時間）。また初回講義時に配布したプリントは事前に熟読してから
授業に臨むこと（10時間）。授業後はプリントやノートを使い復習を十分にしておくこと。(20時間)。
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| ■ 課題に対するフィードバック |
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授業中に実施する小テスト（レポート）については、後の授業にて解説を行う。
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| ■ 使用テキスト・教材 |
長谷川啓三・花田里欧子・佐藤宏平（編著） 2014 事例で学ぶ教育相談･生徒指導・進路指導－小学校編
遠見書房3,024円
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| ■ 参考文献等 |
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文部科学省 生徒指導提要 298円
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