2019年度 シラバス
|
人間科学部 子ども教育学科
|
|
生活T
|
開講年次:3年次
|
卒業:選択 小学校教:必修 幼稚園教:必修
|
|
開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
|
■ 科目のねらい |
この科目は、教育・保育の現場で実践するために必要となる基礎的な知識・技能の修得を目指して、専門教育科目の「保育・教育の基礎」に区分されており、小学校教諭一種免許状の必修科目として設置している。
|
■ 授業の概要 |
・生活科が誕生した背景から今日に至るまでの過程を歴史的に概観し、「生活科」の意義について理解する。 ・生活科の内容の構成について理解する。 ・幼児期の遊びから小学校低学年における活動への幼小接続について踏まえつつ、子どもの視点に立って、動くおもちゃを実際に製作してみる。 ・自分自身が育ててみたい植物・野菜について調べ、特徴や育て方のポイントについてまとめ、交流する。 ・興味をもった生活科の実践について考察し、紹介し合う。
|
■ 達成目標・到達目標 |
@生活科が誕生した意義、目標、内容の構成について理解できる。 A幼児期の遊びの特徴を踏まえた上で、廃材などを使って「動くおもちゃ」を作り、他者と交流することができる。 B自分が育ててみたい植物・野菜について、特徴や育て方のポイントについてまとめたものを、他者と交流することができる。 C自分で探したおもしろい生活科の実践について考察し、他者と交流することができる。
|
■ 単位認定の要件 |
・授業内活動も重視しますので、出席状況も大切になります。 ・上記の「達成目標・到達目標」の@を達成し、A〜Cについて締切りを守って提出・発表していること。
|
■ 単位の認定方法及び割合 |
授業内提出物:55% 授業内活動:45%
|
第2回 |
|
|
「生活科」の誕生の背景、「生活科」の新設から今日に至るまで〜学習指導要領の改訂〜、生活科の目標、生活科と学級活動との関係、内容(8)生活や出来事の伝え合い
|
第3回 |
|
|
≪教科目標の趣旨≫、内容の構成、内容(1)学校と生活、幼小接続と「学校たんけん」、スタートカリキュラム
|
第5回 |
|
|
内容(3)地域と生活、(4)公共物や公共施設の利用、(5)季節の変化と生活
|
第6回 |
|
|
内容(6)自然や物を使った遊び 〜幼小接続の視点から、幼児期の遊びの考察〜
|
第7回 |
|
|
内容(6)自然や物を使った遊び 〜動くおもちゃの製作〜
|
第8回 |
|
|
内容(6)自然や物を使った遊び 〜作品の交流〜
|
第9回 |
|
|
内容(7)動植物の飼育・栽培 〜私が育ててみたい植物・野菜〜についての情報収集
|
第10回 |
|
|
内容(7)動植物の飼育・栽培 〜私が育ててみたい植物・野菜について、まとめる〜
|
第11回 |
|
|
内容(7)動植物の飼育・栽培 〜私が育ててみたい植物・野菜についての交流〜
|
第12回 |
|
|
おもしろいと思った「生活科」の実践の考察 〜資料の検索・収集〜
|
第13回 |
|
|
おもしろいと思った「生活科」の実践の考察 〜資料の考察〜
|
第14回 |
|
|
おもしろいと思った「生活科」の実践の考察 〜交流〜
|
■ 時間外学修 |
(1)授業中に配布する資料や『学習指導要領解説(生活編)』をしっかり読んでください。(目安時間 毎週20〜30分くらい) (2)グループによる協働的な話し合いや作業が必要になる課題があります。(各課題について2〜3時間) (3)個人による複数の課題を、各自で取り組んでいただきます。(各課題について2〜3時間)
|
■ 課題に対するフィードバック |
基本的には学生同士で交流を行います。必要に応じて、教師からコメントします。
|
■ 使用テキスト・教材 |
文部科学省『学習指導要領(平成29年告示)解説(生活編)』東洋館出版社、平成30年2月(134円+税)
|
■ 備考 |
製作活動では、各自で必要な材料・素材・道具を準備してきてください。廃材を少しずつ集めておいてください。
|
|