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家庭Ⅱ

開講年次：4年次

卒業：選択　　小学校教諭一種：選択

開講時期：後期　授業形態：講義　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：2 単位

渡　邉　孝　男

■ 科目のねらい

■ 授業の概要
講義「家庭I」を発展させた内容とする。各講義テーマ毎に関連する文献、情報の収集と抄読および抄録の作成等の課題を３～５名のグル-プ単位で討議し、まとめ、発表を通じて講義内容の理解を深める。

■ 達成目標・到達目標
①小学校「家庭」の授業内容に関する理解を深め、教材研究および授業案づくりができる
②健康と生活環境との相互関係を科学的、論理的に見ることができる
③身の回りの生活に関る問題について気付き、洞察および説明ができる

■ 単位認定の要件
教室外学修で提出された報告書や授業内試験と活動および期末レポ－トについて、各100点満点で評価し、それぞれの配点を前掲の基準で按分し、60点以上を認定の要件とする。

■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート：30％　授業内提出物：30％　授業内試験：10％　授業内活動：30％

■ 授業計画

第1回人間と健康と生活-1

児童・生徒の健康を支え、守り、高い健康水準と結びつく生活関係について考える

第2回人間と健康と生活-2

生活習慣と健康との関係について、生活習慣病を例にして考察する

第3回人間と健康と生活-3

学校生活における健康管理、教科との関係を見る

第4回健康と食物-1

体の構造と生理-栄養・代謝について見る

第5回健康と食物-2

食物、食品の科学-栄養素の特性と機能を見る

第6回健康と食物-3

食物、食品の特徴-献立と調理の科学、その基礎を知る

第7回健康と食物-4

食物、食品の特徴-献立と調理の科学-実習と実践-教材としての米/ごはんの扱い方について

第8回健康と食物-5

食物、食品の特徴-献立と調理の科学-実習と実践-教材としての豆、大豆製品の扱い方について

第9回課題発表-1

各講義題目で課され、抄読した文献、収集した情報の中からグループ毎に一つのテ-マを取り上げ、まとめて発表し、全員で討論する。各発表･討論は15分、

第10回子どもの発育・発達-1

子どもの食生活の特徴、生活習慣の形成について取り上げる

第11回子どもの発育・発達-2

子どもの健康と栄養および栄養摂取基準について知る

第12回子どもの発育・発達-3

子どもの生活内容と生活時間の特徴について見る

第13回学校給食と食育

学校給食の歩みと現状、食教育との結びつきを考える

第14回環境教育と家庭科

持続発展可能な生活と健康および環境との相互関係を科学し、実践力の形成策を考える

第15回課題発表-2

各講義題目で課され、抄読した文献、収集した情報の中からグループ毎に一つのテ-マを取り上げ、まとめて発表し、全員で討論する。各発表･討論は15分、

第16回課題発表-3

グル－プ別に課題1,2で取り上げたテーマの中から一つを選択し、改めて整理し、レポ－トの提出と口頭で発表し、討論を行う。

■ 時間外学修
受講に当たっては講義１時間に対して各２時間の自主学習時間を確保することを基本とする。自習の教材として各講義題目毎に関連する文献・資料等を配布および指示する。

■ 課題に対するフィードバック

■ 使用テキスト・教材
(1)文部科学省、小学校学習指導要領解説　家庭編、東洋館出版、平成２０年、定価９５円

■ 参考文献等

■ 備考
中間と１５、１６回の講義時間に課題発表の機会を持つ。そのためのグループ編成（３～５名程度）を履修はじめに行う。

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