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児童文化論

開講年次:3年次

卒業:選択  保育士:選択

開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位

高橋まゆみ


■ 科目のねらい
この科目は、教育・保育の現場で実践するために必要となる基礎的な知識・技能の修得を目指して、専門教育科目の「保育・教育の理解」に区分されており、保育士資格取得の選択科目として配置している。

■ 授業の概要
人間が成長するまでの時の流れの中で、いったい子どもだった自分はどこにいってしまうのだろう。
子どもの頃に読んだ本、体験がその後の自己形成にどれだけ大きな影響を及ぼすことか。
子どもの頃の出会いは、児童文化を育む礎ともいえる。
子どもは、神様から託された宝物と捉え、その成長を見守りたいものである。
幸せな子ども時代を送った記憶は、後の困難な試練も乗り越えることができるという。
子どもにはどれだけ注いでもあまりある愛情を注ぎたい。その手立てを探ることを視点として展開していく。
授業では振り返りの場を設け、学生に発表させる。

■ 達成目標・到達目標
①優れた絵本に触れ、解釈することで「絵本を選ぶ」視点を培うことができる。
②絵本や児童文学の作者を知ることでその背景やテーマを理解することができる。
③年中行事を辿り、その意味と文化を考察することで、日本文化の奥深さを理解することができる。

■ 単位認定の要件
①~③について60%以上の理解を示すこと。

■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート:60% 授業内提出物:20% 授業内活動:20%

■ 授業計画


















■ 時間外学修
前回の授業プリントをファイルし、重要な箇所はマーカーなどで把握、さらに発展した課題を見つけること。(目安時間・約5時間)課題の資料を検索し、レポートを執筆する。(目安時間・約5時間)

■ 課題に対するフィードバック
毎回、その週に心に残った言葉を書く「言葉の貯金」を課題とする。翌週には、全員分をプリントして、それぞれの意見を聞く。
授業中に課題としたレポートは、返却時に添削・講評を行う予定である。

■ 使用テキスト・教材
毎回資料を配布する。

■ 参考文献等

■ 備考
ゲストスピーカーを招聘予定。

 
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