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家庭Ⅰ

開講年次:1年次

卒業:選択  小学校教諭一種:必修

開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位

渡 邉 孝 男


■ 科目のねらい

■ 授業の概要
 教科「家庭」は発育・発達面で特徴を持つ小・中・高の発達段階に応じ、他教科との連携を図り、教科目標の達成を図ることが求められる。教育の最も普遍的な目標はいのちを育み、生きがいを得て、寿命を全うし、次世代に継承できる生活の実現にある。
授業を通じてその必要条件を知り、自立した社会人として常に人間性の涵養を図る能力の修得も一つねらいとする。 
本講義は発育・発達面で特徴的な思春前期の5年生から始まる教科「家庭」を強く意識し、教科「家庭」の基礎・基本となる事項を講義課題として取り上げる。
授業では公共施設の見学・研修を実施し、日常生活と社会との関わりを学修する。 

■ 達成目標・到達目標
①小学校「家庭」の教科目標(役割やねらい)と内容・構成の基本的な考え方を理解し、具体的な事例で説明できるようになる。
②健康の成り立ちを食物・食生活を中心に個人、家族、社会(地域から地球規模まで)が持つ影響要因・相互作用の説明ができるよになる。
③地域社会における生活の成り立ちの仕組み(家庭から行政まで)を知り、身近な生活事例で積極的に試行し、実践できるようにす。

■ 単位認定の要件
教室外学修で提出された報告書や授業内試験および期末試験について,各100点満点で評価し、それぞれの配点を前掲の基準で按分し、60点以上を認定の要件とする。

■ 単位の認定方法及び割合
期末試験:50% 授業内提出物:30% 授業内試験:10% 授業内活動:10%

■ 授業計画



















■ 時間外学修
議題題目に関連する講義資料を配布し、これらの資料を参考に予習・復習および課題についてのレポートの作成を求める。公共施設の見学・研修を通じて日常生活と社会との関わりや仕組への理解を深める。

■ 課題に対するフィードバック

■ 使用テキスト・教材
1.文部科学省、小学校学習指導要領解説 家庭編、東洋館出版、平成20年、定価95円。2.新ビジュアル食品成分表、大修館、2015年、定価(最新版を検討中、1100~1400円)

■ 参考文献等
授業内で必要なものは配布し、さらに各自で検索すべきもの等については逐次指示する。

■ 備考
山形市の公共施設見学を6月の授業時間外に予定する。2時間ないし3時間の長時間での学外授業となる。

 
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