18 梟物語

 ソーレ物語、語り候。語ればもっての物語。元日の朝間に、梟が家ン中さ入って来たんの物語。さっそぐど隣さ行て判断たのんだとごろが、ホーホーと鳴ぐ山鳥は、借金山ほどあっても済す(茄子)と思わねば、高々(たか)(鷹)でしれたこと。と判してくれだんの物語。ほれがらじゅもの、ほごの家運の悪れぐなたけど。ホーホー。

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