東北文教大学    
   
 2020年度 シラバス 短期大学部 総合文化学科

文章表現法

開講年次:2年次
卒業:選択
開講時期:前期 授業形態:演習 授業回数:8 回 時間数:15 時間 単位:1 単位
阿 部 いそみ

■ 科目のねらい
 本科目は、総合文化学科のディプロマポリシーを実現することを目標として設置されたカリキュラムポリシー「汎用的能力・社会人としての基礎的能力、学問の方法、実務遂行能力・コミュニケーション能力をさらに高めること」の達成のために設けられた「ハイレベル」科目として配置されている。
■ 授業の概要
 四年制大学への編入学希望者を対象に、一般試験に課せられる科目のうち、特に「小論文」に関する勉強方法の基本を身に付ける。また、小論文と併せて行われる面接試験についても必要な対策を知る。練習問題を使って、小論文に対応するための長文の読解から、要約文、意見文の作成の方法を学ぶ。模擬面接を行い、編入に関する自分の意思を明確にできるようにする。
■ 達成目標・到達目標
@課題の意味を的確に読み解くことができる。
A長文課題の要約文を作成できる。
B長文課題の意見文を作成できる。
■ 単位認定の要件
上記3項目のすべてについて60%以上達成すること
■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物:50% 授業内活動:50%
■ 授業計画

第1回  ガイダンス
  授業の目標、流れを押さえる。授業の位置づけを知る。

第2回  小論文の問題について
  小論文とは何か。なぜ、何を問うために小論文が課せられるのか、理課する。

第3回  小論文の問題について
  問題文の一般的傾向を知る。

第4回  問題文の読解方法
  問題文として出される長文を読み取るためのポイントを知る。

第5回  <遠隔授業>問題文の読解方法
  問題文として出される長文を読み取るためのポイントを知る。

第6回  練習問題による要約文・意見文の作成
  練習問題をやってみる。要約文、意見文を書いてみる。

第7回  練習問題による要約文・意見文の作成
  練習問題をやってみる。要約文、意見文を書いてみる。
今後の勉強方法を認識する。面接についても理解する。

第8回  <遠隔授業>まとめ
  この授業のねらいを再確認する。


■ 時間外学修
授業内で紹介する単行本を読み、感想や意見をノートにメモする(目安時間:各回約4時間)。新聞等の活字媒体を毎日読み、自分の意見をノートにメモする(目安時間:週約6時間)。
■ 課題に対するフィードバック
回収した課題や小レポートについて、後の授業回にて全体に対する講評を行う。
■ 使用テキスト・教材
吉岡友治『記述力養成・小論文 書き込みドリル』(旺文社)
■ 参考文献等
授業内で適宜、参考図書を紹介します。
■ 備考
月曜日第9回目の授業日(日時は掲示で確認してください)から開始します。
■ 連絡先
i_abe(at)g-tbunkyo.jp