開講年次:2年次
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卒業:選択 情報処理:選択 D A:選択
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開講時期:後期 授業形態:演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
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■ 科目のねらい |
共通科目領域におけるこの科目は、実務遂行能力を身につけ、知識や技術をもとにコミュニケーション能力を高め、資格取得にかかわる知識・技術習得のため「情報」群に設置されている(DP中項目@、B)。
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■ 授業の概要 |
職場で簡単な業務システムの構築を行うことを想定し、リレーショナルデータベースを用いた実践的な演習を行う。具体 的には、商品検索システム、書籍管理システム、販売管理システムなどを題材とする。データベース管理ソフトの基本的 利用技術は習得済みという前提で実用的な演習を行う難易度の高い演習である。
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■ 達成目標・到達目標 |
@リレーショナルデータベースの基本的な設計ができる。 特に、データの正規化を行えるようになる。 A設計に基づきデータベースを構築できる。 特に、各種オブジェクト(テーブル・クエリ・フォーム・レポート・マクロ)を適切に作成できる。
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■ 単位認定の要件 |
@Aについて60%以上できること。
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■ 単位の認定方法及び割合 |
授業内提出物:80% 授業内活動:20%
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第1回 |
ガイダンス
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授業概要を確認。 データベースソフト「アクセス」の基本利用技術を復習。
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第2回 |
アクセスのオブジェクト1
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テーブルのついて、特に各種データの意味について学習・演習する。
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第3回 |
アクセスのオブジェクト2
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クエリ、フォーム、レポートについて学習・演習する。 データの正規化に関する学習と演習。
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第4回 |
商品検索システム1
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商品検索システムの仕様を理解する。 システムに必要なクエリ・フォーム・マクロを作成する。
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第5回 |
商品検索システム2
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マクロ・クエリを利用し、フォーム・レポートとテーブルを連携させる方法を演習する。
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第6回 |
商品検索システム3
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様々な方法で商品を検索するインターフェースを作成する。
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第7回 |
書籍管理システム1
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書籍管理システムの仕様を理解する。 データベースを設計しテーブルを作成する。
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第8回 |
書籍管理システム2
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利用するクエリ・フォーム・レポートを作成する。
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第9回 |
書籍管理システム3
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マクロ・クエリを利用し、フォーム・レポートとテーブルを連携させ、様々な方法で書籍を検索するインターフェースを作成する。
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第10回 |
書籍管理システム4
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貸出・返却処理の仕組みを実装する。 メンテナンス・レポートの機能も踏まえメインメニューを作成する。
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第11回 |
販売管理システム1
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販売管理システムの仕様を理解する。 データの正規化が複雑になっていることに注意しデータベースの設計を理解する。
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第12回 |
販売管理システム2
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基本となるオブジェクトを作成する。 オブジェクトを連携しインターフェースを作成する。
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第13回 |
販売管理システム3
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利用者が使いやすいメニューを作成する。
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■ 時間外学修 |
授業の演習内容を繰り返し演習し内容を理解すること(各回4時間程度)。
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■ 課題に対するフィードバック |
授業内に説明する。
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■ 使用テキスト・教材 |
60時間でエキスパートAccess2007/2010(実教出版)
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■ 備考 |
情報処理演習IIIでAccessの基本的利用技術を演習し、B以上の評価を取得していることが前提。
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■ 連絡先 |
ohno(at)g-tbunkyo.jp
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