開講年次:2年次
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卒業:必修 上級ビジ:必修
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開講時期:前期 授業形態:講義・演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
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阿部裕美、佐藤亜実、齋藤由美子、佐藤晃、サイモン・リーヴス
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■ 科目のねらい |
基礎科目領域におけるこの科目は、汎用的能力・社会人としての基礎的能力を身につけるため、「キャリア」科目群に設置されている。
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■ 授業の概要 |
企業や各種団体の活動について、企業情報の収集や企業訪問などの体験をもとに課題を考えだし、解決策をグループワー クによって考え出す。解決策の実行可能性と期待される効果をプレゼンテーションし、自己評価と相互評価によって改善 することで、より高い精度のプロジェクトに仕上げる。
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■ 達成目標・到達目標 |
1.ビジネス実務の実際的・個別的な課題に気付き、対応策・解決策を考え出すことができる。 2.グループワークを通じて、課題解決のための協働活動を遂行できる。 3.解決策について、自己評価と相互評価を行い、適切な点検と改善の視点を持つ。 4.課題発見から問題解決に至る過程において自己の培った汎用的能力を発揮することができる。
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■ 単位認定の要件 |
上記の3つ以上について、60%以上達成すること。
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■ 単位の認定方法及び割合 |
期末レポート:40% 授業内提出物:30% 授業内活動:30%
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第1回 |
イントロダクション:ビジネス実務における課題発見と問題解決(5月14日) <遠隔授業>
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・「基礎演習TC・UC」の内容の振り返りと、本授業の概要と目的を理解する。特に、ビジネス実務と課題発見・問題解決能力について振り返る。 ・SWOT分析やビジネス実務におけるPDS(PDCA)など、課題発見と問題解決能力の重要さについて確認を行う。 【課題】「基礎演習TC・UC」でのSWOT分析を思い出しながら、重要ポイントをコメントする。
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第2回 |
ニーズ分析の基本1(5月21日) <遠隔授業>
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ニーズ分析の練習その1として、「ハンバーガーのターゲット開拓」をテーマに、SWOT分析を行う。 【課題】「ハンバーガーのターゲット開拓」に関するSWOT分析の各要素を書き出す。
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第3回 |
ニーズ分析の基本2(5月28日) <遠隔授業>
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ニーズ分析の練習その2として、引き続き「ハンバーガーのターゲット開拓」をテーマに、STP分析の手法を学ぶ。 【課題】SWOT分析とからめて「ハンバーガーのターゲット開拓」に関するSTP分析の要素を書き出す。
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第4回 |
ニーズ分析の基本3(5月30日)*土曜日授業 <遠隔授業>
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ニーズ分析の練習その3として、「ハンバーガーのターゲット開拓」に関するクロス分析を行い、どこに焦点を置き、戦略を絞り込むのかを考える。 【課題】「ハンバーガーのターゲット開拓」に関するSWOTおよびSTPのクロス分析の結果をまとめる。
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第5回 |
ニーズ分析の基本4(6月4日) <遠隔授業>
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「ハンバーガーのターゲット開拓」に関するクロス分析の結果を集約したものを参考に、自己評価を行う。 【課題】各自で行った分析結果に対して、集約版を比較しながら自己評価を行う。
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第6回 |
グループ・ワーク 活動1(6月11日)
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調査活動のテーマである「今後のファストフード業界の戦略」について概要を理解し、グループごとに必要な活動内容を把握する。そのうえで、アンケート調査の内容を考える。アンケート項目が決定し次第、学内を対象に実施する。(第8回目までに回収する。)
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第7回 |
グループ・ワーク 活動2(6月18日)
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ファストフード業界の個別の企業について企業分析を行い、戦略検討のために必要な現状の理解を進める。
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第8回 |
グループ・ワーク 活動3(6月25日)
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前回で行った企業研究とSWOT分析を活用し、第6回で実施したアンケート調査の結果を分析、考察する。
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第9回 |
グループ・ワーク 活動4(7月2日)
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前回までの作業を完了し、企画書作成に取り掛かる。 途中段階で教員からチェックを受ける。
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第10回 |
グループ・ワーク 活動5(7月9日)
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前回の活動および教員チェックをふまえて企画書を見直し、完成させる。
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第11回 |
プレゼンテーション準備1(7月16日)
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グループごとにプレゼンテーションの準備を行う。
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第12回 |
プレゼンテーション準備2(7月23日)
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グループごとにプレゼンテーションの準備作業を進め、完了させる。 リハーサルを行う。
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第13回 |
グループによるプレゼンテーション1(7月30日)
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グループごとにプレゼンテーションを行う。
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第14回 |
グループによるプレゼンテーション2(8月6日)
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グループごとにプレゼンテーションを行う。
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第15回 |
最終的なまとめと自己評価(8月8日〔土曜授業〕) ⇒まとめ
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授業全体の振り返りと授業についての自己評価を行う。
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■ 時間外学修 |
この授業は時間外の協働作業を前提としている。綿密な報・連・相をメールやLINEを使って行いながら、時に自分たちで フィールドに赴き、その結果を企画に練り上げることになる。2単位科目に必要な時間外学習時間60時間は優に超えるこ とになる。
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■ 課題に対するフィードバック |
授業内に複数回行うプレゼンにてコメントするほか、データ提出された課題への添削、コメント・修正指示等を直接ないしGメール経由でフィードバックする。
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■ 参考文献等 |
森脇道子編著 『ビジネス実務総論』改訂版,実教出版を持参すること。特に第3章は何度も振り返ることになるので、折 にふれてテキストの内容を確認すること。
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■ 備考 |
取材・外部活動に関する交通費などは実費となる。
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■ 連絡先 |
阿部裕美(h_abe[at]g-tbunkyo.jp)、齋藤由美子(y_saitoh[at]g-tbunkyo.jp)佐藤亜実(ami_sato[at]g-tbunkyo.jp)、佐藤晃(a_satoh[at]g-tbunkyo.jp)、サイモン・リーヴス(s_reeves[at]g-tbunkyo.jp)、
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