開講年次:1・2年次
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卒業:選必 上級ビジ:選択
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開講時期:後期 授業形態:講義・演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
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■ 科目のねらい |
コア科目の領域におけるこの科目は、特に現代文化や情報メディアの分野において、学生が学問の方法を身につけ歴史と文化を踏まえて人間や社会の出来事を総合的に理解し説明できるようになることをねらいとし、また、卒業研究のゼミに関連するものとして「現代と情報メディア」系統の科目群に配置している。
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■ 授業の概要 |
文化とはその時代・社会の人々に見られる「振る舞い」や「行動様式」「表現様式」の中に潜む「ものの考え方」であるといえる。この授業では、現代の日本の「ものの考え方」=文化を新聞広告を例として取り上げて、実際に自分たちで検証してみることにする。それによって、普段何気なく見過ごしているかもしれない、自分の「ものの考え方」に気付くことの重要性を理解する。
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■ 達成目標・到達目標 |
@新聞広告の仕組みを知り、現代日本文化の一端が説明できる A新聞広告の分析をすることで、現代文化の表現様式を論じられる B発表と意見交換を通じ、他者と一定のテーマについて論じ合うことができる
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■ 単位認定の要件 |
上記3項目の全てについて60%以上達成
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■ 単位の認定方法及び割合 |
期末レポート:40% 授業内提出物:20% 授業内活動:40%
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第1回 |
導入
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授業のねらい、進め方について説明する
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第2回 |
概説:「新聞広告」の表現1
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「新聞広告」の表現の仕組みを学ぶ
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第3回 |
概説:「新聞広告」の表現2
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「新聞広告」の表現の仕組みを学ぶ
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第5回 |
検証・分析:「新聞広告」の表現1
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グループによる分析と意見交換
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第6回 |
検証・分析:「新聞広告」の表現2
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グループによる分析と意見交換
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第7回 |
検証・分析:「新聞広告」の表現3
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グループによる分析と意見交換
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第8回 |
検証・分析:「新聞広告」の表現4
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グループによる分析と意見交換
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第9回 |
検証・分析:「新聞広告」の表現5
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グループによる分析と意見交換
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第10回 |
検証・分析:「新聞広告」の表現6
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グループによる分析と意見交換
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第11回 |
検証・分析:「新聞広告」の表現7
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グループによる分析と意見交換
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第12回 |
検証・分析:「新聞広告」の表現8
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グループによる分析と意見交換
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第13回 |
検証・分析:「新聞広告」の表現9
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グループによる分析と意見交換
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第14回 |
検証・分析:「新聞広告」の表現10
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グループによる分析と意見交換
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第15回 |
まとめ
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授業全体の検証結果をもとに新聞広告から現代文化の特性を考える
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■ 時間外学修 |
毎回取り上げる新聞広告の広告主の基本データを事前に調べておく(各2時間)自分が作成したワークシートを整理し要点をまとめておく(各1時間)
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■ 課題に対するフィードバック |
提出したワークシートに講評を加えて返却する。
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■ 備考 |
授業は取り上げる対象(「新聞広告」)の概要と検証のポイント、および検証方法を授業担当者が説明したあと、受講生自身が調査・分析し、シートにまとめたものをその場でグループで討議し説明する形式で進める。
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■ 連絡先 |
佐藤晃(a_satoh[at]g-tbunkyo.jp)
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