開講年次:1・2年次
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卒業:選択 情報処理:必修
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開講時期:前・後期 授業形態:演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
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■ 科目のねらい |
共通科目領域におけるこの科目は、実務遂行能力を身につけ、知識や技術をもとにコミュニケーション能力を高め、資格取得にかかわる知識・技術習得のため「情報」群に設置されている。この科目は実務遂行能力として求められる表計算ソフトの利用技術をより高めることを目的に設置されている。
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■ 授業の概要 |
この科目は、情報処理演習Tで学ぶ表計算ソフト(Excel)の知識をより深めるための科目です。 具体的には、日本情報処理技能検定協会の情報処理技能検定試験(以下、表計算検定と表記)2級以上に対応できる力を 身につけることを目指します。 また、卒業研究を視野に入れ、ごく初歩的な統計処理も扱います。 演習形式の授業ですが、グループワークは実施しません。
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■ 達成目標・到達目標 |
@表計算検定2級以上に対応できる力を身につける。(50) A関数の構造を理解し、様々な関数を利用できるようになる。(40) B表計算ソフトを用いたクロス集計や簡単な統計処理ができるようになる(10)
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■ 単位認定の要件 |
上記@を達成した上で、@からCを総合して60%以上の得点を得ること。
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■ 単位の認定方法及び割合 |
授業内提出物:40% 授業内試験:50% 授業内活動:10%
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第2回 |
関数の基礎と端数処理
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端数処理関数を通して、関数の基礎を復習する。
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第3回 |
条件分岐(IF関数1)と並べ替え
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IF関数の基礎について確認するとともに、データの並べ替え方法についても学ぶ。 また、上記の内容を通して、情報処理技能検定試験3級問題に必要な知識を確認する。
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第4回 |
VLOOKUP1
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VLOOKUP関数を通して、セル番地の絶対参照や相対参照について理解する。 上記の内容を通して、情報処理技能検定試験準2級問題に必要な知識を確認する。
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第5回 |
条件のネスト(IF関数2)
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IF関数を用いた条件分岐の応用について学ぶ。 上記の内容を通して、情報処理技能検定試験2級問題に必要な知識を確認する。
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第6回 |
データベース関数
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データベースの関数の基礎について学ぶ。 上記の内容を通して、情報処理技能検定試験準1級問題に必要な知識を確認する。
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第7回 |
グラフとデータ処理演習@
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グラフの作成方法について学ぶ。 また、ここまでの復習として、情報処理技能検定試験2級問題の問題に取り組む。
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第8回 |
フィルタとデータベース関数2
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表からデータを抽出するためのフィルタについて学ぶ。 また、条件のANDやORに対応したデータベース関数の使い方についても学ぶ。 上記の内容を通して、情報処理技能検定試験1級問題に必要な知識を確認する。
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第9回 |
VLOOKUP2
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別シートからのVLOOKUPのやり方を確認する。 また、検索対象のデータの並び順に基づくVLOOKUPの注意点についても確認する。
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第10回 |
文字列操作関数
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文字列の抽出や結合などを行う文字列操作関数について学ぶ。 特に、文字を数値に置き換える文字列操作関数を通して、文字データと数値データの違いについて確認する。
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第11回 |
(遠隔)端数処理の補足と DB 関数によるクロス集計とデータ処理演習A
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ROUND関数と小数点以下の桁数を減らすボタンの違いについて確認する。 また、DB関数を利用したクロス集計の手間について確認する。 表計算検定準1級程度の問題にも取り組む。
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第12回 |
ピボットテーブル
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ピボットテーブルを用いたクロス集計について学ぶ。
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第13回 |
データの集計と分析
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データの分布をさぐるための標準偏差と偏差値の求め方について学ぶ。 また、相関関係を求める際の因果関係や疑似相関についても学ぶ。
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第14回 |
データ処理演習B
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表計算検定1級程度の問題に取り組み、ここまでの授業で学んだ知識をより確かなものにする。
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第15回 |
まとめ
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授業内試験を通して、授業内容の振り返りを行う。
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■ 時間外学修 |
・授業内の課題に取り組む(計30時間程度) ・表計算検定2級以上の模擬問題に取り組む(計30時間程度)
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■ 課題に対するフィードバック |
課題の採点を行い返却する。正答率の低い課題については、全体に対して解説を行う。 また、授業内の課題については、間違った問題の再提出を認める。
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■ 使用テキスト・教材 |
必要に応じてプリントを配布します。
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■ 参考文献等 |
・『30時間でマスターExcel2016』,実務出版 ・『情報処理技能検定試験 模擬問題集 1級編、2級編』,日本情報処理検定協会
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■ 備考 |
情報処理士資格取得志望者はこの科目を受講するようにして下さい。 表計算検定1級合格を授業の目標の一つとしています。
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■ 連絡先 |
yoda(at)g−tbunkyo.jp
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