開講年次:1・2年次
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卒業:選択 情報処理:選択 上級ビジ:選択
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開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
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■ 科目のねらい |
共通科目領域におけるこの科目は、実務遂行能力を身につけ、知識や技術をもとにコミュニケーション能力とともに教養を深めるため、「教養」群に設置されている。
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■ 授業の概要 |
社会のあらゆる場において、伝達の手段として文書が作成されている。前半は、ビジネス文書の授業。パソコンやスマホ 等により世の中は、スピードアップされ、ビジネス文書においても簡潔で一目で要点がわかる書き方が要求される。 さまざまな事例にふれながら意味やルールを知り、文書の書き方を考える。 後半は、会計の授業。企業はもちろん地域等で、必ずお金や物の流れを記録することが発生する。 簡単な会計の流れを例題を解きながら理解し、分析する。
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■ 達成目標・到達目標 |
@状況に応じたビジネス文書の要点やポイントを理解して、文書を作成できるようになる。 A一連の会計の流れを理解して、簡単な財務諸表を作成し分析出来るようになる。 B文書や会計の書類をどのようにまとめるかを理解し、自分で整理できるようになる。
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■ 単位認定の要件 |
上記「達成目標・到達目標」の@〜Bの合計が60%以上達成すること。
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■ 単位の認定方法及び割合 |
授業内提出物:40% 授業内試験:60%
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第1回 |
ガイダンスと基本ルール
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授業の流れとビジネス文書全体のルールを理解する。(遠隔授業)
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第2回 |
ビジネス文書の基本と意味
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文書の基本ルールとマナーを理解する。グループ単位で伝言ゲームその他のタスクを行い文書の必要性を考える。(遠隔授業)
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第3回 |
儀礼的な社外文書
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儀礼的な社外文書「挨拶状、お礼状、招待状、案内状、祝い状、紹介状、見舞状、お悔み状」の書き方のポイントや注意点を理解してまとめる。(遠隔授業)
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第4回 |
実務にかかわる社外文書@
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「詫び状・弁明状、通知状、紹介状、依頼状、催促状、督促状、交渉状」の基本的な文書にふれ、書き方のポイントや注意点を理解してまとめる。(遠隔授業)
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第5回 |
実務にかかわる社外文書A
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「断り状、承諾状、撤回状、注文状、申込状、苦情状、抗議状、反駁状」の基本的な文書にふれ、書き方のポイントや注意点を理解してまとめる。(遠隔授業)
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第6回 |
敬語と就職・転職の文書
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敬語の使い方を確認する。就職・転職の文書の書き方を理解し書いてみる。
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第7回 |
社内文書
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社内文書「提案書、稟議書、伺い書、始末書、理由書、通知書、案内書、報告書、辞令、各種届出書」の書き方のポイントや注意点を理解してまとめる。
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第8回 |
Eメール文書と文書の試験
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Eメールのメリット、デメリットなどをまとめる。文書全体の試験をする。
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第9回 |
会計の意義と役割
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会計の意義や簿記の一連の流れを理解する。
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第10回 |
会計の基礎概念
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貸借対照表や損益計算書の意味と作成の仕方を問題を解いて覚える。
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第11回 |
簿記の仕組み
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仕訳や総勘定元帳の記入の方法を学び、問題を解いて理解する。
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第12回 |
精算表の作成
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総勘定元帳を締めて、精算表を作成する。
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第13回 |
財務諸表の作成と会計のまとめ
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貸借対照表と損益計算書の作成。会計の全体をまとめる。
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第14回 |
会計の分析と試験
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会計の全体の流れを考え分析する。会計全体の試験をする。
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第15回 |
ファイリングと総まとめ
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ファイリングの手順や心得、手法を理解する。文書と会計をまとめて、理解する。
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■ 時間外学修 |
1回から7回までは授業プリントにまとめた内容を復習し、8回目の試験に備えておく。9回から13回までは、授業プリ ントの内容を十分理解して例題を復習し、14回目の試験に備えておく。 レポートの執筆をする。(目安時間:毎回約4時間)
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■ 課題に対するフィードバック |
課題は、添削して返却する。後の授業内で解説を行う。
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■ 使用テキスト・教材 |
『知識ゼロからのビジネス文書』(弘兼憲史著 幻冬舎) 授業中に教材テキストを配布。
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■ 参考文献等 |
『簿記の入門の入門』(辻敢、久保まゆみ共著 税務研究会出版局)
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■ 備考 |
6回目の授業時間内で挨拶状を書きますので、A4コピー用紙(白紙)2枚を準備すること。 9回目の授業から電卓を持ってくること。(携帯電話は不可)
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