東北文教大学    
   
 2020年度 シラバス 短期大学部 総合文化学科

ビジネスコミュニケーション

開講年次:1・2年次
卒業:選択  情報処理:選択  上級ビジ:選択
開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
前 川 孝 子 (実務経験あり)

■ 科目のねらい
 共通科目領域におけるこの科目は、実務遂行能力を身につけ、知識や技術をもとにコミュニケーション能力とともに教養を深めるため、「教養」群に設置されている。
■ 授業の概要
ビジネス現場で求められるコミュニケーション能力を身につけるため、その基礎を理解し実践も取り入れ、必要とされる
能力の向上を目指す。
 アナウンサーとしての実務経験を活かして授業を展開し、自分の意図する内容を正確にわかりやすく伝達し、理解してもらうための表現力養成に必要な基礎を学び、発表能力の向上を目指す。
また、さまざまなビジネスシーンを想定し、問題に具体的に取り組みながら展開する。
■ 達成目標・到達目標
@コミュニケーションの基礎を理解し、主体的な姿勢で状況に臨むことができる。
A問題をすばやく理解し、適切に対応する力をつけることができる。
B言語・非言語を含めて、自己の態度や表現力を考えることができる。
■ 単位認定の要件
@〜Bのいずれか2つを十分理解し、達成すること。
■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物:20% 授業内試験:60% 授業内活動:20%
■ 授業計画

第1回  ガイダンス・コミュニケーションについて
  この授業の目的と流れを把握し、コミュニケーションの基本を理解する

第2回  人間関係とコミュニケーション
  よりよいコミュニケーションのために必要なことを考える

第3回  仕事における聞く・話す力 @
  相手の話の内容を理解して聞く力、相手が内容を確実に理解できるようグループワークをしながら伝える力を養う

第4回  仕事における聞く・話す力 A
  相手の話の内容を理解して聞く力、相手が内容を確実に理解できるようグループワークをしながら伝える力を養う

第5回  仕事における聞く・話す力 B
  自分の意見をわかりやすく感じよく伝える話し方をグループワークをしながら学ぶ

第6回  敬語の基本について
  コミュニケーションにおける敬語の役割を理解し、基本を知る

第7回  ビジネスシーンにおける敬語の使い方
  ビジネスシーンで使う敬語を、問題に取り組みながら学ぶ

第8回  仕事における読む・書く力 @
  ビジネスにおける文書の意図を、短時間で読み取る力を養う

第9回  仕事における読む・書く力 A
  ビジネスにおける文書を、簡潔に理解しやすく書く

第10回  仕事における読む・書く力 B
  ヒアリング能力と短文作成能力を養う

第11回  ビジネスの場の状況対応・基礎 @
  状況対応能力を養うため、ケーススタディで疑似体験し問題を考える・基礎演習

第12回  ビジネスの場の状況対応・基礎 A
  状況対応能力を養うため、ケーススタディで疑似体験し問題を考える・基礎演習

第13回  ビジネスの場の状況対応・応用 @
  状況対応能力養成のため、ケーススタディで疑似体験し問題を考える・応用演習

第14回  ビジネスの場の状況対応・応用 A
  状況対応能力養成のため、ケーススタディで疑似体験し問題を考える・応用演習

第15回  まとめ
  これまで学んだことを再確認する


■ 時間外学修
授業内容や配布した資料プリントを参考として、理論に基づき各項目毎にその都度具体的に提示する課題に、各自取り組
むこと。(各項目合計目安時間:約20時間)課題に取り組み検討した結果を(項目によって)相互に説明、もしくは発
表できるようにまとめておく。(同目安時間:約20時間)項目によっては、更に資料探索し、レポートを執筆する。
(同目安時間:約20時間)
■ 課題に対するフィードバック
授業中に行う小テスト及びレポートについては、その都度解説、講評を行う。
座学のみでなく、実践に向けて、各項目毎に取り組んだ各自の検討結果の説明、発表についても、その都度解説、講評を
行う予定。
■ 使用テキスト・教材
武田秀子・岡田小夜子 著 『状況対応能力 読む・書く・聞く・話す能力』(早稲田教育出版)
■ 参考文献等
■ 備考
■ 連絡先