開講年次:1・2年次
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卒業:選択
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開講時期:前期 授業形態:演習 授業回数:8 回 時間数:15 時間 単位:1 単位
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■ 科目のねらい |
共通科目の領域におけるこの科目は、学生が学問の方法を身につけ、歴史と文化を踏まえて人間社会の出来事を総合的に理解し説明できるようになるため、広く知識を得ることができる科目として「教養」の群に設置されている。
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■ 授業の概要 |
社会に出るにあたり、在学中のうちに社会と経済の関係を身近な視点からある程度理解しておく必要がある。そこで本講義では、現実的な切り口として保険を取り上げ、必要な知識を学びながら自身の保険を選定・契約することができるようになることを目標とする。また、医療保険制度や公的年金制度などの公的な保険についても同様に対応できるようにする。そのために、保険会社で勤務している経験を活かして、実際に契約者の要望と実契約の内容を紹介しながら、現在の日本における保険制度について体系的に理解する。最終的に、自身の今後のライフプランに合わせて、保険をどのように組み込んでいくのかという総合的なプランを立てることを目指す。
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■ 達成目標・到達目標 |
@ 自身にあった保険の内容を理解し、説明できるようになる。 A 医療保険制度・公的年金制度などの公的な保険制度を理解し、説明出来るようになる。 B 卒業後のライフスタイルを想定し、それにあう保険を計画的にプランニングすることができる。
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■ 単位認定の要件 |
@-Bの合計で60点以上の点数を獲得する。
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■ 単位の認定方法及び割合 |
授業内提出物:50% 授業内活動:50%
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第1回 |
オリエンテーション
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本授業の内容と目的を理解する。
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第2回 |
5つの公的保障について
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@元気に長生きすると? A病気になったら? B働けなくなったら? C障害状態になったら? Dお亡くなりになったら? @老齢年金 A高額医療費 B傷病手当金 C障害年金 D遺族年金
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第3回 |
公的年金(3つの給付と2つの制度)
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厚生年金と国民年金(基礎年金)第1号被保険者・2号・3号の違いと扶養の規定
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第4回 |
公的医療制度の基礎知識
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支出の補てんとは、療養の給付・高額医療制度・入院時食事療養費 収入の補てんとは、傷病手当金
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第5回 |
老後の年金基礎知識
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今までの振り返りと確認・国の社会保障制度と同じように民間の保険の必要性の説明 民間の保険で補える保険の種類と事例
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第6回 |
自動車保険・火災保険・賠償責任保険の基礎知識
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具体的に事例を使って、保険の内容説明
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第8回 |
プレゼンテーション
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作成した自身のライフプランを発表し、相互に評価する。
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■ 時間外学修 |
保険に関わる記事・パンフレットを提出
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■ 課題に対するフィードバック |
自分なりに分析し、保障内容を理解し説明する。
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