開講年次:1・2年次
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卒業:選択 情報処理:選択
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開講時期:後期 授業形態:講義・演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
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■ 科目のねらい |
共通科目の領域におけるこの科目は、学生が学問の方法を身につけ、歴史と文化を踏まえて人間社会の出来事を総合的 に理解し説明できるようになるため、広く知識を得ることができる科目として「教養」の群に設置されている。
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■ 授業の概要 |
観光を通じた地域活性化のためには、地域のさまざまな取組みをいかに観光客の行動につなげるかが重要となります。 この授業では、それぞれの地域にある地域資源(歴史、特産品、生活文化など)を評価し、それを活かした観光をどのよ うに作り上げていくかを理解し、自ら実践できるようになることを目標にします。 授業は前半でさまざまな地域資 源の分類やその発見方法、さらにさまざまな地域における具体的な活用事例(視察を含む)を、後半では観光と観光産業の 特徴、観光商品の企画運営、地域資源と観光資源の活用方法などを学びます。
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■ 達成目標・到達目標 |
@地域資源の発見、活用方法について自分の力で考えることができる A地域資源を用いた観光の仕組み、観光商品の企画運営について説明することができる B地域資源と観光資源の活用方法について、具体的に考え発信することができる
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■ 単位認定の要件 |
@〜Bの合計で60点以上の点数を獲得すること
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■ 単位の認定方法及び割合 |
期末レポート:50% 授業内提出物:20% 授業内試験:30%
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第1回 |
ガイダンス
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講義の全体像を紹介し、各講義のポイントを予告します
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第2回 |
地域資源編(1)地域資源とは何か
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まちづくり、地域づくりにおける事例を見ながら、地域資源とは何かを学びます
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第3回 |
地域資源編(2)地域資源の分類と発見方法
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地域資源を自分の力で発見するための、分類と発見方法について学びます
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第4回 |
地域資源編(3)地域資源の活用事例
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さまざまな地域資源が、地域の中でどのように利活用されているかについて考えます
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第5回 |
地域資源編(4)地域資源の創造的活用
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新しい地域資源を創造する方法と、その成功事例を学びます
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第6回 |
地域でのフィールドワーク(1)
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山形県内の市町村でフィールドワークを実施します
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第7回 |
地域でのフィールドワーク(2)
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山形県内の市町村でフィールドワークを実施します
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第8回 |
地域でのフィールドワーク(3)
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山形県内の市町村でフィールドワークを実施します
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第9回 |
地域でのフィールドワーク(4)
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山形県内の市町村でフィールドワークを実施します
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第10回 |
観光編(1)観光と観光産業
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観光と観光産業を理解するために必要な、基本的な知識を学びます
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第11回 |
観光編(2)観光商品の企画運営
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観光商品の特徴と、具体的な事例を見ていきます
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第12回 |
観光編(3)地域ブランド戦略
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地域ブランド戦略の取り組みと、その課題について学びます
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第13回 |
観光編(4)地域資源と観光資源の活用(1)
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地域資源が観光や観光商品とどのように関係しているかについて考えます
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第14回 |
観光編(5)地域資源と観光資源の活用(2)
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地域資源と観光資源との融合による、まちづくり・地域づくりについて学びます
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第15回 |
講義のまとめ
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講義を総括し、何を学んだかを復習します
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■ 時間外学修 |
前の週に配布した授業プリントを熟読してから授業に臨み、授業後はプリントやノートを使って理解した内容を整理し、 いつでも他者に説明できるようにしておくこと。(目安時間:各回約3時間)授業中の小テストやレポートのための資料 探索およびレポートの執筆を行う。(目安時間:各課題について合計約15時間)
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■ 課題に対するフィードバック |
授業中に実施する小テストについては、後の授業回において解説を行う。
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■ 使用テキスト・教材 |
授業中に教材プリントを配布
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■ 参考文献等 |
田村明(1999)『まちづくりの実践』岩波新書、小塩稲之編(2011)『観光と地域資源活用 観光コーディネート学』日 本販路コーディネータ協会出版局
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■ 備考 |
フィールドワークは11月1日(日曜日)に、県内市町村の視察を行います。詳細については開講時に連 絡します(第6回〜第9回分を1日で行います)。
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