開講年次:1年次
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卒業:選択 情報処理:必修
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開講時期:後期 授業形態:講義・演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
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■ 科目のねらい |
共通科目領域におけるこの科目は、実務遂行能力を身につけ、知識や技術をもとにコミュニケーション能力を高め、資格取得にかかわる知識・技術習得のため「情報」群に設置されている。
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■ 授業の概要 |
全国大学実務教育協会の資格「情報処理士」取得のための必修科目である。 情報処理士の目指すところは、コンピュータやネットワークを利用して、情報をビジネス・組織の管理運営に活用することにある。このためネットワーク社会を支えるコンピュータやネットワークに関わる基礎技術を網羅的に学習していく。 また、基本的な利用技術は前期開講の演習科目で学習済みとし、より効率的にアプリケーションやネットワークサービスを活用する利用技術の基本を習得する。
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■ 達成目標・到達目標 |
@コンピュータの仕組み(概略)を説明できる. Aネットワークの仕組み(概略)を説明できる. Bオフィスアプリケーションを効率的に扱うための技術の基本を習得する。 Cクラウド等のネットワークサービスを効率的に扱うための技術の基本を習得する。
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■ 単位認定の要件 |
@〜Cについて課題等を課すのでそれらについて60%以上の評価を得ること。
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■ 単位の認定方法及び割合 |
授業内提出物:80% 授業内活動:20%
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第1回 |
ガイダンスと確認
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授業の概要等を説明。 オフィスアプリケーション利用技術の確認としてプレゼンテーションソフトによる資料作成を行う。
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第2回 |
プレゼンテーションソフト
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プレゼンテーションソフトに関する課題
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第3回 |
画像の扱い1
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コンピュータでの画像データの扱いについて学習。 オフィスアプリケーション上での画像編集技術の確認。
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第5回 |
ハードウェア
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パーソナルコンピュータを構成する中央演算処理装置や主記憶、補助記憶装置といった装置について、その概要を学習する。目的に応じたパソコンの機種選定ができる程度の知識の習得を目指す。
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第6回 |
ネットワーク
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ネットワークの仕組みについて、特にTCP/IPを中心に学習する。
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第7回 |
オペレーティングシステム
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オペレーティングシステムが果たす役割について学習する。 利用技術の面ではファイル管理について、様々な補助記憶装置を使えるようになることを目指す。
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第8回 |
データベース
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リレーショナルデータベースの基本操作を演習し概念を理解する。
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第9回 |
オフィスアプリケーションの効率的利用1
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オフィスアプリケーションにおいて単純作業を記憶させ効率的に作業するためのマクロ技術を学習する。 またその背景で動いているコードの基本を学習する。
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第10回 |
オフィスアプリケーションの効率的利用2
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上記コードの基本を引き続き学習する。
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第11回 |
オフィスアプリケーションの効率的利用3
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オフィスアプリケーション上で動く簡単なプログラムを作成。
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第12回 |
オフィスアプリケーションの効率的利用4
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オフィスアプリケーション上で動く簡単なプログラムについて課題を課す。
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第13回 |
クラウドサービスの活用1
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クラウドサービスの代表としてGoogleサービスの活用を概観する。
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第14回 |
クラウドサービスの活用2
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クラウドサービスを効率的に利用するために必要なスクリプトの記述について学習する。
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第15回 |
クラウドサービスの活用3
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スクリプトに関するまとめの課題
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■ 時間外学修 |
知識に関することは、プリントをよく読み、不明なことや関連することを調べる(目安時間:1回の授業で約2時間)。 特に後半の授業は、プログラミングの側面が大きいので反復して演習し、さらに自分なりに発展させると理解が深まる(目安時間:1回の授業で約2時間)。
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■ 課題に対するフィードバック |
授業時間内に演習課題を行う場合は、担当者が見て回るので、その都度コメントする。
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■ 使用テキスト・教材 |
配布プリントで授業を行う。
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■ 連絡先 |
ohno(at)g-tbunkyo.jp
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