東北文教大学    
   
 2020年度 シラバス 短期大学部 総合文化学科

社会調査演習

開講年次:1年次
卒業:選必  上級ビジ:選択
開講時期:後期 授業形態:演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
澤恩嬉、阿部裕美、サイモン・リーヴス

■ 科目のねらい
 基礎科目の領域におけるこの科目は、学生が学問の方法を身につけ歴史と文化を踏まえて人間や社会の出来事を総合的に理解し説明できるようになるため、研究手法習得を目的とする「リサーチ入門」の群に配置されている。
■ 授業の概要
社会で起こっている出来事や事象の現状を理解し、その背景や要因を考察するために必要な社会調査の方法があります。
その調査方法の基本を理解し、フィールドにおいて実施します。それにより問題解決に必要なスキルを身につけ、社会に
ついて考察する力を高めることがこの授業の目的です。
この授業では、質問紙法やインタビュー法を理解した後、テーマに合わせた調査内容を作成し調査を実施します。
それらのデータを集計、分析、考察し発表することで、主体的、論理的に考える力の基礎を養います。
■ 達成目標・到達目標
・社会を調べるために必要な調査方法を知り、理解することができる
・実際に設定したテーマに合わせた調査内容を作成し、調査することができる。
・収集したデータを整理し、分析、考察することができる。
・調査対象者との関わりや同グループとの協働を通しコミュニケーション能力を向上させる。
■ 単位認定の要件
上記の4項目について60%以上達成すること
■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート:40% 授業内提出物:30% 授業内活動:30%
■ 授業計画

第1回  概要説明・プレ調査のためのグループワーク 9/29
  授業の概要を説明すると共に、簡単なグループワークを行います
プレ調査のための課題に各自取り組みます

第2回  プレ調査の結果報告 10/6
  個別に調べた内容についてグループ内で報告し、気になったことについて話し合います

第3回  プレ調査のグループ発表 10/13
  グループで話し合った内容をまとめ、発表します

第4回  ゲストスピーチ 10/20
  ゲストスピーカーをお招きし、中心市街地の現状と課題について考えます


第5回  本調査内容の作成 @ 10/27
  グループで調査内容を作成します

第6回  本調査内容の作成 A 11/10
  グループで調査内容を作成します

第7回  本調査内容の作成 B 11/17
  グループで調査内容を作成します

第8回  調査の実施 11/24
  個別に調査を実施します

第9回  調査結果の集計 12/1
  個別調査の結果を入力し、集計します

第10回  調査結果の分析と考察@ 12/8
  集計された結果を分析し、目的にそって考察します

第11回  調査結果の分析、考察A 12/15  
  集計された結果を分析し、目的にそって考察します

第12回  発表準備 @ 12/22
  グループごとに発表準備をします

第13回  発表準備 A 1/12
  グループごとに発表準備をします

第14回  調査結果の発表 1/19
  結果をグループごとに発表しあうと共に、互いに意見を出し合います

第15回  調査、発表のふりかえり 1/26
  実施した調査と発表をふりかえり、社会調査について整理し考えます


■ 時間外学修
・授業内で指示された内容に基づいて個別にプレ調査の実施します(5時間)・本調査に向けてグループで準備を行います(10時間)・本調査で収集したデータを整理します(5時間)・本調査の結果をグループで集計し、分析します(15時間)・分析した結果を発表資料としてまとめます(10時間)・期末レポートとしてまとめるための調査・資料収集の時間が必要です(15時間)
■ 課題に対するフィードバック
課題の進捗状況や結果を授業内で発表、教員だけでなく、受講者同士でもコメントします。
課題によってはインターネット上で作業することもあるので、適宜メールなどでフィードバックします。
■ 使用テキスト・教材
特にありません。講義はレジュメを使って行います。
■ 参考文献等
■ 備考
クラスルームコード zrprjrr
■ 連絡先
澤恩嬉(e_sawa[at]g-tbunkyo.jp)、サイモン・リーヴス(s_reeves[at]g-tbunkyo.jp)、阿部裕美(h_abe[at]g-tbunkyo.jp)