開講年次:2年次
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卒業:選択 保育士:選必 幼稚園:選必
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開講時期:前期 授業形態:演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:1 単位
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■ 科目のねらい |
この科目は、保育をするための方法や技術を身につけ、実践できる(DP)ことを目指し、子どもの心身の育ちを支えるために必要な専門知識・技術を養うための科目(CP)です。 子どもの育ちを支えることができる、専門的知識と技術を持った総合的実践力を、特に造形遊びの視点から構築することをねらいとしています。
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■ 授業の概要 |
幼児にとって物的環境である画材、素材、用具、そして、自然環境と関わることをきっかけに、それらを表現の手立てとした造形遊びの立案、実践、振り返りを通して、幼児の発達に即した主体的・対話的な造形遊びを構想する方法を身につける。
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■ 達成目標・到達目標 |
@造形遊びを、領域「表現」「環境」を中心に各領域の観点を踏まえて立案できる。 A立案した遊びの模擬保育を適切に行うことができる。 B模擬保育を振り返り、立案した遊びを改善できる。
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■ 単位認定の要件 |
上記の@〜Bの項目の平均が60%に達していること。
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■ 単位の認定方法及び割合 |
授業内提出物:50% 授業内活動:50%
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第1回 |
ガイダンス 造形遊びの多様性と5領域との関連について
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【遠隔授業】にて実施 選択必修科目であるこの科目の概要を説明する。 造形遊びを5領域の観点から考え、造形遊びの多様性や可能性を探る。 次回までの課題:ペープサートの制作方法を調べる。
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第2回 |
ペープサートの制作(動物)と実演
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【遠隔授業】動物を題材としたペープサートを2体以上制作し、各自実践してみる。 対面授業までの課題:制作と実践を踏まえて、振り返りを行う。
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第3回 |
ペープサートの制作(人間)と実演
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【遠隔授業】人間(子ども)を題材としたペープサートを2体以上制作し、各自実践してみる。 対面授業までの課題:制作と実践を踏まえて、振り返りを行う。
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第4回 |
画材(技法)・素材を楽しむ造形遊び
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【遠隔授業】描画材を使った遊びを体験し、技法と素材の可能性を探る。 対面授業までの課題:遊び方を整理したシート、および、遊んだ結果の作品
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第5回 |
季節を感じる造形遊びを考える
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【遠隔授業】その季節(四季)ならではの遊びを体験し、造形遊びと季節の関係について考える。 対面授業までの課題:体験した遊びのまとめシート
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第6回 |
遠隔授業の振り返り
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遠隔授業の課題提出と振り返りを行う。
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第7回 |
春・夏の造形遊びの実践@
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造形遊びの試し遊びを行う。各自準備してきた遊びを実践する。
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第8回 |
春・夏の造形遊びの実践A
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試し遊びを基に各履修者が立案した複数の案からひとつを選び模擬保育を行う。
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第9回 |
春・夏の造形遊びの振り返り
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模擬保育などの実践から得た学びを反映させた指導案を紹介し合い、見直しを行う。
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第10回 |
シャボン玉遊び
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持ち寄った用具を使いシャボン玉遊びを実践する。 遊び方だけではなく、素材、準備、片付けについても学ぶ。
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第11回 |
秋・冬の造形遊びの実践@
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造形遊びの試し遊びを行う。各自準備してきた遊びを実践する。
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第12回 |
秋・冬の造形遊びの実践A
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試し遊びを基に各履修者が立案した複数の案からひとつを選び模擬保育を行う。
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第13回 |
秋・冬の造形遊びの振り返り
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模擬保育などの実践から得た学びを反映させた指導案を紹介し合い、見直しを行う。
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第14回 |
粘土遊び
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土粘土を使用し、粘土遊びを体感する。 手だけではなく、裸足になり足で踏むなどの実践を行う。
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第15回 |
振り返りとまとめ
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14回の授業を振り返り、今後の実習や保育に向けた成果と課題を確認する。
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■ 時間外学修 |
造形遊びの案をつくる。 造形に関する教材研究と教材の制作を行う。 模擬保育などの実践から得た学びを反映させて造形遊びの案を指導案として整理する。
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■ 課題に対するフィードバック |
授業内活動については、授業内にて随時フィーバックします。 提出課題については、提出後の授業にてフィードバックします。
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■ 使用テキスト・教材 |
学科指定教本、保育指導案の書き方
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■ 備考 |
クレヨン、絵の具、糊、はさみ、カッターなどを各自で準備してください(第1回目授業から)。
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■ 連絡先 |
o_satoh(at)g-tbunkyo.jp f_yokosawa(at)g-bunkyo.jp
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