開講年次:2年次
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卒業:選択 保育士:必修
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開講時期:後期 授業形態:演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:1 単位
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■ 科目のねらい |
この科目は、子どもの心身の育ちを支えるために必要な専門知識・技術を養うための専門科目であり(CP)、保育を実践 するための方法や技術の習得(DP)をねらいとする。 子どもの栄養と食生活は生涯にわたる健康と生活の基礎であることを理解した上で、栄養の基本的理論を体系的に学び 、保育の場に役立つ応用力を養う。また、保育者として保育との関連のなかで、子どもや保護者に適切な食事内容を助言 できること、保育における食生活がこころの健康に影響することを学ぶ。
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■ 授業の概要 |
栄養に関する基本的な事柄、子どもの発育期(幼児〜思春期)に応じた望ましい食生活について学ぶ。
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■ 達成目標・到達目標 |
@幼児期〜思春期における栄養の特性、問題点、栄養管理について説明できる。 A幼児期〜思春期における食生活上の問題点とその改善方法について説明できる。 B小児期における栄養教育を立案できる。
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■ 単位認定の要件 |
上記目標のすべてにおいて60%以上到達できているか否か。
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■ 単位の認定方法及び割合 |
授業内提出物:10% 授業内試験:70% 授業内活動:20%
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第1回 |
幼児期の栄養(1)
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幼児期の食機能の発達と成長、幼児期の食生活の概要を学ぶ。
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第2回 |
幼児期の栄養(2)
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食事の一部である間食の意義、与える量と時間、選び方、手作りの間食の特徴を学ぶ。
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第3回 |
幼児期の栄養(3)
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家庭や保育所における食育、食生活上の問題点について学ぶ。
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第4回 |
幼児の間食<演習>
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栄養バランスや幼児の嗜好にあった間食の献立を作成する。
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第5回 |
幼児の間食<調理実習>
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班ごとに作成した献立に基づき調理する。調理法・調味・手作りの間食のもつ良さを学ぶ。
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第6回 |
幼児の昼食<演習>
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栄養バランスや幼児の嗜好にあった昼食の献立を作成する。
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第7回 |
幼児の間食<調理実習>
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班ごとに作成した献立に基づき調理する。調理法・調味・手作りの昼食のもつ良さを学ぶ。
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第8回 |
学童期・思春期の栄養(1)
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学童・思春期の心身の発達や食生活における留意点を学ぶ。
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第9回 |
学童期・思春期の栄養(2)
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学校給食の目標・役割・留意点について学ぶ。
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第10回 |
学童期・思春期の栄養(3)
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学童・思春期の食生活上の問題点、健康な成長を促すための解決方法を学ぶ。
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第11回 |
小児の栄養教育(1)
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望ましい食習慣を身につけさせるための栄養教育の方法について学ぶ。
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第12回 |
小児の栄養教育(2)
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望ましい食習慣を身につけさせるための栄養教育の方法について学ぶ。
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第13回 |
栄養教育の実際<演習>
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実際の栄養教育の様子を学び、栄養教育内容を検討する。
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第14回 |
特別な配慮を要する子どもの食と栄養
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アレルギーや疾病時の子どもへの対応を学ぶ。
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第15回 |
授業内試験、まとめ
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授業内試験を行う。授業のまとめを行う。
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■ 時間外学修 |
授業後はテキストやノートを使って理解を充分に深め、復習する。演習内容はレポートにまとめておく(目安時間:約2 時間)。
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■ 課題に対するフィードバック |
演習や調理実習については、グループ毎および個人の振り返りをし、教員が事後指導する。
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■ 使用テキスト・教材 |
新基本保育シリーズ12「子どもの食と栄養」中央法規出版 (既に入手済の場合、購入不要)
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■ 備考 |
調理実習は身支度を整えて出席すること。エプロン・三角巾(各自用意)を着用し、指輪・時計は外す。 長い髪は後ろで束ね、爪を短く切り授業に臨むこと。
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■ 連絡先 |
y_saito(at)t-bunkyo.ac.jp
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