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開講年次：2年次
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卒業：選択 保育士：選択
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開講時期：前期 授業形態：講義 授業回数：15 回 時間数：30 時間 単位：2 単位
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| ■ 科目のねらい |
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この科目は、保育・教育の本質理解のための専門科目であり、この本質理解を基礎にした多角的、総合的視野を持って自身の保育観を構築することがねらいです。この科目は、「専門科目、保育発展のための知識・技術」に該当するものです。
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| ■ 授業の概要 |
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本講は、社会的養護の多面性を学ぶことをねらいとしています。海外における社会的養護の事情や日本の歴史の中から児童福祉施設の成り立ちを学び、今日の社会における養護の多面性と重要性に対する理解を深めてもらいたいと思います。授業自体は、授業者の児童福祉施設での実践経験を活かし、社会的養護を土台とし、さらに具体的に施設養護を深く学んでいくことで社会的養護の本質と、施設保育士の役割について理解できるように教授していきます。
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| ■ 達成目標・到達目標 |
①それぞれの施設の特徴を説明することができる。
②養護の多面性を述べることができる。
③施設養護を担う保育者として必要な専門性を説明することができる。
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| ■ 単位認定の要件 |
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上記①～③の項目について、６０パーセント以上理解できていること。
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| ■ 単位の認定方法及び割合 |
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期末レポート：60％ 授業内提出物：20％ 授業内活動：20％
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| 第1回 |
社会的養護を学ぶ意義
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海外の社会的養護及び歴史的展開より、その意義について考えられるようになる。
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| 第2回 |
海外における社会的養護の現状と課題１
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海外における社会的養護の現状と課題についてその概要を学び、理解を深める。遠隔授業。課題を求める。
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| 第3回 |
海外における社会的養護の現状と課題２
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児童虐待、児童労働の問題など具体的な現状と課題について学び、理解を深める。遠隔授業。課題を求める。
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| 第4回 |
海外における社会的養護の現状と課題３
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ストリートチルドレンについてその現状と課題を学び、理解を深める。遠隔授業。課題を求める。
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| 第5回 |
諸外国における社会的養護の現状と課題１
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イギリス・フランスにおける社会的養護の現状と課題を学び、理解を深める。遠隔授業。課題を求める。
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| 第6回 |
諸外国における社会的養護の現状と課題２
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韓国における社会的養護の現状と課題を学び、理解を深める。
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| 第7回 |
諸外国における社会的養護の現状と課題３
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フィンランドにおける社会的養護の現状と課題を学び、理解を深める。
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| 第8回 |
諸外国における社会的養護の現状と課題３
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開発途上国における社会的養護の現状と課題を学び、理解を深める。
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| 第9回 |
前半部授業理解の確認
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これまでの授業の総括を行うと共に、理解の不足している部分を補う。
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| 第10回 |
社会的養護の歴史的展開１
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石井十次の実践と業績より社会的養護の基本理念を学ぶ。（１）
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| 第11回 |
社会的養護の歴史的展開２
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石井十次の実践と業績より社会的養護の基本理念を学ぶ。（２）
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| 第12回 |
社会的養護の歴史的展開３
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留岡幸助の実践と業績より社会的養護の基本理念を学ぶ。
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| 第13回 |
社会的養護の歴史的展開４
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糸賀一雄の実践と業績より社会的養護の基本理念を学ぶ。
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| 第14回 |
社会的養護の歴史的展開５
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ヤヌシュ・コルチャックの実践と業績より社会的養護の基本理念を学ぶ。
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| 第15回 |
後半部授業理解の確認
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これまでの授業の総括を行うと共に、理解の不足している部分を補う。
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| ■ 時間外学修 |
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保育実習指導ⅡＢ（施設）とも関連する科目であり、社会的養護の役割と機能など事前に調べておくこと。
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| ■ 課題に対するフィードバック |
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授業の中での課題を提出する。
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| ■ 使用テキスト・教材 |
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※１年次後期開講の社会的養護Ⅰで使用した『社会的養護』と同じテキスト
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| ■ 連絡先 |
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m_sakuma(at)t-bunkyo.jp
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