東北文教大学    
   
 2020年度 シラバス 短期大学部 子ども学科

スポーツサイエンスA

開講年次:2年次
卒業:選択  保育士:必修  幼稚園:必修
開講時期:前期 授業形態:講義・実技 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:1 単位
鈴 木   純

■ 科目のねらい
本科目は、人間性と社会性を支える基礎的な教養と学習方法の取得を目的とし、生涯にわたる研鑽の基礎を養うために配
置された科目であり、社会人としての教養を身につけ、自ら問題を発見し解決に向けて探求する力を培うことがねらいで
ある。
■ 授業の概要
本授業では、様々な運動・スポーツを通して、体を動かすことの心地よさや、仲間と共に運動することの楽しさを感じ、健康な心と体づくりを目指す。また、毎授業の前後に自身の心と体の状態について考察し、心と体のつながりや変化について学ぶ。
■ 達成目標・到達目標
@心と体のつながりや変化について説明することができる
A運動特性を理解して実践することができる
B自身の体力に適した運動強度を考えながら、進んで運動に取り組むことができる
■ 単位認定の要件
@AB合計で60%以上達成すること。
■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物:30% 授業内試験:20% 授業内活動:50%
■ 授業計画

第1回  ガイダンス【遠隔授業】
  授業内容の概略を把握し、授業全体の流れをつかむ

第2回  体ほぐしの実践@【遠隔授業】
  体ほぐしの意義や目的を理解する。自身の体の状態を知る。

第3回  体ほぐしの実践A【遠隔授業】
  体ほぐしの実践を通して、自身の心と体の状態や変化に気付く。

第4回  体ほぐしの実践B【遠隔授業】
  静的ストレッチについて理解する。実践を通して、自身の心と体の状態や変化に気付く。

第5回  体ほぐしの実践C【遠隔授業】
  動的ストレッチについて理解する。実践を通して、自身の心と体の状態や変化に気付く。

第6回  ヨガ@
  ヨガの基本知識、太陽礼拝について学び、実践を通して自身の心と体の状態や変化に気付く。

第7回  ヨガA
  太陽礼拝を発展させたアーサナを学び、実践を通して自身の心と体の状態や変化に気付く。

第8回  ヨガB
  立位のアーサナを学び、実践を通して自身の心と体の状態や変化に気付く。

第9回  ヨガC
  呼吸と動きの連動を意識し、発展的なアーサナを実践する。

第10回  エアロビックダンス@
  有酸素運動やエアロビックダンスについて理解する。運動前後に心拍数を測定し、エアロビックダンスの実践を通して自身の体力を知る。

第11回  エアロビックダンスA
  エアロビックダンスの基本的なステップを学び、正しい動き、自分に合った運動強度で実践する。

第12回  エアロビックダンスB
  エアロビックダンスの発展的なステップを学び、正しい動き、自分に合った運動強度で実践する。

第13回  エアロビックダンスC
  様々な動きの組み合わせによる複雑なステップを学び、正しい動き、自分に合った運動強度で実践する。

第14回  リラクセーション
  ゆったりとしたストレッチやマッサージを行い、心身をほぐす

第15回  【講義】心と体について・まとめ
  授業の振り返りを通して、心と体のつながりや変化について考察する


■ 時間外学修
授業外でも積極的に体を動かしたり、授業で取り上げた運動を継続したりすること(各週目安時間:2時間)
■ 課題に対するフィードバック
毎時の授業でフィードバックを行う
■ 使用テキスト・教材
授業時に必要な資料を随時配布する。
■ 参考文献等
授業内で適宜紹介する
■ 備考
1)安全性を考えて運動に適した身なり・服装で臨むこと
2)体育館専用のシューズを準備すること(ヨガは裸足)
■ 連絡先
j_suzuki(at)t-bunkyo.ac.jp