開講年次:1年次
|
卒業:選択 キャンプ:必修
|
|
開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:8 回 時間数:15 時間 単位:1 単位
|
■ 科目のねらい |
この科目は、日本キャンプ協会のキャンプインストラクター資格取得を目的とする学びを通して、自然環境や自然体験活 動について教養(CP・DP)としての知識と理論を身につけることをねらいとしています。
|
■ 授業の概要 |
自然環境、キャンプについての基礎を学び、キャンプインストラクターとしてキャンプの指導を行う上で必要な理論を身に付けます。KJ法などを使用したグループワークで理解を深めます。 また、具体的事例からキャンプの実践に活かせる知識を身に付けます。
|
■ 達成目標・到達目標 |
@キャンプの特性を説明できる。 Aキャンプの対象である人間と自然についてキャンプの視点で説明できる。 Bキャンプの指導・キャンプインストラクターの役割について説明できる。 Cキャンプの安全管理について説明できる。
|
■ 単位認定の要件 |
達成目標・到達目標を60パーセント達成すること。
|
■ 単位の認定方法及び割合 |
期末レポート:30% 期末試験:50% 授業内活動:20%
|
第1回 |
ガイダンス(野外活動と併せて行います)
|
|
キャンプ概論と野外活動の授業内容について。 日本キャンプ協会・キャンプインストラクター資格について。
|
第2回 |
キャンプの特性A
|
|
キャンプの目的と意義、ルールとマナー、環境教育とキャンプについて学ぶ。 KJ法を使用し、キャンプについて知っていること、感じていることを挙げ整理することで、目的や意義などについて考える。
|
第3回 |
キャンプの対象@
|
|
人間と自然の関係について考え、対象・目的に応じた指導内容と技術の必要性を学ぶ。
|
第4回 |
キャンプの対象A
|
|
人間の理解と自然の理解について学び、キャンプの指導内容と技術の必要性を学ぶ。
|
第5回 |
キャンプの指導@
|
|
キャンプインストラクターの役割を知り、キャンプにおけるカウンセリングを学ぶ。
|
第6回 |
キャンプの指導A
|
|
キャンパーの観察と記録の必要性と方法を学び、指導者のためのコミュニケーションスキルを考える。
|
第7回 |
キャンプの安全
|
|
キャンプにおける安全の考え方を知り、事故事例を基にグループ討議を行い、具体的に安全対策を学ぶ。 安全管理の実際を学び、グループ討議を通して、リスクマネージメントについて理解を深める。
|
第8回 |
まとめ
|
|
キャンプインストラクター資格取得試験を兼ねて理解度を計り、課題レポートのフィードバックと併せて、授業内容を振り返りまとめる。
|
■ 時間外学修 |
事前:テキストを読んで疑問点などをまとめること(各回約1時間)。 事後:授業ごとにキーワードを提示しますので、キーワード使って授業内容をまとめること(各回約1時間)。 レポート作成(約5時間)。 キーワード使ってまとめた授業内容の整理と確認(約5時間)。 子どもの野外活動に関する書籍などを読み、テキストと比較して授業内容を確認し自分の考えをまとめること(約5時間)。
|
■ 課題に対するフィードバック |
授業内において口頭でフィードバックを行う。
|
■ 使用テキスト・教材 |
『キャンプ指導者入門』日本キャンプ協会
|
■ 参考文献等 |
『ドイツの自然・森の幼稚園』(著)ペーター・ヘフナー (訳)佐藤竺 公人社『北欧スウェーデン発 森の教室』( 編著)A.シェバンスキー・L.O.ダールグレン・S.ショーランデル (訳)西浦和樹・足立智昭 北大路書房『むすんでみ よう子どもと自然』(編著)井上美智子・無藤隆・神田浩行 北大路書房『ふってもはれても』(編)川和保育園 (執 筆)寺田信太郎 (執筆・写真)宮原洋一 新評論
|
■ 備考 |
日本キャンプ協会のキャンプインストラクター資格取得を目的としますので、「野外活動」も併せて履修してください。 資格を取得する場合は別途費用(13,000円)が必要となります。
|
■ 連絡先 |
o_satoh(at)g-tbunkyo.jp
|
|