東北文教大学    
   
 2020年度 シラバス 短期大学部 留学生別科

対策読解

開講年次:1年次
卒業:選択
開講時期:後期 授業形態:演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:1 単位
柳 谷 豊 彦

■ 科目のねらい
「日本留学試験」に合格できるよう、試験科目「日本語」のうち、「読解」に関する日本語力をつける。
■ 授業の概要
○『新訂版/読むトレーニング・基礎編(日本留学試験対応)』及び『新訂版/読むトレーニング・応用編(日本留学試験対応)』の練習問題に取り組むとともに、解説を通して要点と出題傾向を理解する。
○指導法や学習形態の工夫・改善のために、高校国語教諭及び指導主事としての実務経験を活かす。
■ 達成目標・到達目標
1 日本語「読解」(200点 40分)の日本語力を高め、日本留学試験に備える。
2 日本語「記述」及び「聴読解」にも活きる「読解」の日本語力を身につける。
■ 単位認定の要件
上記の1及び2について、60%以上を達成すること。
■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物:20% 授業内試験:20% 授業内活動:60%
■ 授業計画

第1回  ガイダンス
  ○自己紹介
○授業の進め方…テキストの使い方など
○日本語の<文字>と<音声>と<語彙>…同音・同訓異義語、50音図など

第2回  基礎読解1
  ○前回のふりかえり
○『読むトレーニング・基礎編』練習問題(問1〜18)に取り組む(予習の確認)。

第3回  基礎読解2
  ○前回のふりかえり
○『読むトレーニング・基礎編』練習問題(問19〜36)に取り組む(予習の確認)。

第4回  基礎読解3
  ○前回のふりかえり
○『読むトレーニング・基礎編』練習問題(問37〜44)に取り組む(予習の確認)。

第5回  応用読解1
  ○前回のふりかえり
○『読むトレーニング・応用編』練習問題(練習編・問1〜34)に取り組む(予習の確認)。

第6回  応用読解2
  ○前回のふりかえり
○『読むトレーニング・応用編』練習問題(練習編・問35〜42)に取り組む(予習の確認)。

第7回  応用読解3
  ○前回のふりかえり
○『読むトレーニング・応用編』練習問題(練習編<長文>問43・44)に取り組む(予習の確認)。

第8回  応用読解4
  ○前回のふりかえり
○『読むトレーニング・応用編』練習問題(実践編・問1〜10)に取り組む(予習の確認)。

第9回  日本留学試験直前対策
  ○前回のふりかえり
○『読むトレーニング・応用編』練習問題(実践編・問11〜17)に取り組む(予習の確認)。

第10回  読解の発展1
  ○日本語の文例集(エッセイ;言語・文化)を読んで、メモに基づいて感想を述べる。

第11回  読解の発展2
  ○前回のふりかえり
○日本語の文例集(エッセイ;科学)を読んで、メモに基づいて感想を述べる。

第12回  読解の発展3
  ○前回のふりかえり
○日本語の文例集(エッセイ;ユーモア・諷刺)を読んで、メモに基づいて感想を述べる。

第13回  まとめ<日本語へ1>
  ○前回のふりかえり
○新聞記事を要約する(読解+要約文)

第14回  まとめ<日本語へ2>
  ○前回のふりかえり
○新聞記事を読む(読解+感想文)

第15回  まとめ<日本語へ3>
  ○前回のふりかえり
○ニュースを聞く(読解+要約文)


■ 時間外学修
○テキストの予習を行う。
○ふだんの生活の中で、掲示や新聞などの文字情報(視覚情報)に意識的にふれる(習慣化)。≪30時間≫
■ 課題に対するフィードバック
○授業において前時のふりかえり(要点の確認と補充)を行う。
■ 使用テキスト・教材
○『新訂版/読むトレーニング・基礎編(日本留学試験対応)』(スリーエーネットワーク)
○『新訂版/読むトレーニング・応用編(日本留学試験対応)』(スリーエーネットワーク)
○野内良三『日本語文例集』(国書刊行会)
■ 参考文献等
■ 備考
■ 連絡先
t_yanagiya@t-bunkyo.ac.jp